3月23日~ 退院に向けて | 蟹、退治中 (乳がん生活)

蟹、退治中 (乳がん生活)

2012年12月 乳がん告知
13年2月 右乳房切除術(HER2 3+、ER +、Pgr -、リンパ管侵襲あり)
3月から抗がん剤(AC)、ハーセプチン、ホルモン療法の
術後治療を提示されるも、若き主治医の方針は一転、二転。
主治医を変え、ハーセプチンとフェマーラで治療中に
転移発覚

3月23日 術後23日目


脱臼予防の足枕。
ベッド上で向きを変えたり寝返りをうったりする時に足の間にしっかり挟みます。



バスタオルを丸めた物なので、家に帰ったらタオル好きのニャンにズタボロにされること必至。
お裁縫好きの友人に頼んでカバーを縫ってもらいました。
これで安心。




リハビリメニュー

午前

片松葉でリハビリルーム
3周を2セット
低い段差上り下り
筋トレ
売店で買い物をして片松葉で病室へ

飲み物をまとめて買いたかったので、ナップザックで行きました。
家でも本や着替えなど片手では持ちにくい物を運ぶのに使っている、折りたたみのナップザックです。

レジでお金を払って
「すみません後ろに入れてください」
と頼んで入れてもらいました。
リハビリの先生は「完璧ですね」って感心してたけど、実は今までもちょくちょくこの方法で買い物してました。
もちろんレジが空いてる時ですよ。
みんな親切に入れてくれるもん、いいよね?


午後

片松葉でリハビリルーム
3周を1セット
ちょっと外に出てみましょうか?と中庭を一周
ごく緩い坂があったり芝生やタイル敷の所があったりで、気分も変わって楽しい。
入院してから外に出たのはこれが初めてでした。
病棟に戻って、階段を一階分上り下り。

外を歩くのも階段も、落ち着いてゆっくりなら問題なさそうです。


病棟で一人で動く時は両松葉ですが、最近リハビリは最初から最後まで片松葉です。
足は痛くなりません。
使える筋肉の都合上、一歩目を踏み出す時がおぼつかないのですが、そこさえ注意すれば無理なく歩けます。
慌てない、ゆっくり、と念じながら。



その代わり、じゃないけど。
寝た姿勢から起き上がる、腰かける、ベッド上で座ったまま移動するなどの時、腿の内側がピキピキッと痛くなる時があります。
歩く時より座る時の方がこわごわです。



膝が90度まで曲がらないのも困りもの。
手術前は90度以上曲げられたので、トイレや椅子に普通に腰かけることができました。
今は左足を伸ばし加減に前に出すようにしないと座れません。
その姿勢からだと両足に均等に体重をかけられないので、立つのも不安定になります。
もう少し曲がるようになるといいなあ。

膝を曲げるのは禁止されていないので、毎日練習したらもっと曲がると思います。
きっと!


教会のM君参上。
本人より亡くなったお母様と親しかったの。
アラフィフ男が女子部屋で2時間。
帰れオーラ出したけど通じなかった。



3月24日

リハビリ午前

片松葉でリハビリルーム
3周を2セット
段差上り下り
筋トレいつも通り
片松葉で病室へ

いつもついて下さっている先生がお休みで、リハビリは一回だけでした。
午後は自主トレ。


昨日感じたピキッとくる痛みが今日はないと思っていたら、筋トレで健側の脚を上げる時にきました。
力が入ってる時は痛くなくて、力が抜けてて向きが変わるような時に痛いのかなあ。
いつも痛い訳ではないので忘れがちですが、ちょっと注意していようと思います。


教会のNさん、MNさん、アメリカ人宣教師のM&C夫妻、いつも気にかけてくださってありがとうございます。



さて、退院を前にして、ベッドの手すりが必要なことに気づきました。

家で使ってるのはレンタルの、電動で背もたれを起こせるタイプ。
最初は柵が2本ついていたのを、必要ないので1本返して使っていました。
(それだけでレンタル料が月100円くらい違うんだもん。)

今回の手術では両側に柵がないとベッドでの動きが不自由になるので、退院に間に合うようにもう1本借りなくてはいけません。

電話で手続きしてくれるよう主人に頼んだけど、甚だしく不安。
ファイルしてある連絡先を探し出せるのか。
何が必要かわかっているのか。

主人は書いたメモを見ないで自分の思い込みで動いてしまうことがあります。
余り言うとうるさがりますが、ベッドの柵がなかったら寝返りもうてないんです。
だから今回は譲れません。
借りられるまでしつこく言おうと思います。



ありがとうございます

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