記録 3月3日~5日 | 蟹、退治中 (乳がん生活)

蟹、退治中 (乳がん生活)

2012年12月 乳がん告知
13年2月 右乳房切除術(HER2 3+、ER +、Pgr -、リンパ管侵襲あり)
3月から抗がん剤(AC)、ハーセプチン、ホルモン療法の
術後治療を提示されるも、若き主治医の方針は一転、二転。
主治医を変え、ハーセプチンとフェマーラで治療中に
転移発覚

3月3日 術後3日目

朝採血の結果、ヘモグロビン値が期待したようには増えていないことがわかり、一昨日に引き続いて二本目の輸血。

輸血なしでいければと思ったけど、抗がん剤で骨髄の血を作る機能が低下していることもあり、貧血状態が続いてはリハビリが進められないとの判断。
よく言う抗がん剤の骨髄抑制ってこんな所に関係して来るんですねえ。

今回点滴や輸血は左の首筋からしています。
右手は注射禁、左手は安定して使える血管が見つからなかったとのこと。
いつも点滴に使う血管は、生食でも手を動かすと流れなくなることがあるのですから、術中の麻酔や粘度のある輸血には使えないですよね。
でもこちらも顔を動かすと止まってしまうことがわかり、ずっと首を傾げたままでいるのがちょっと辛くなってきました。
(いつもの病院でポートを入れてもらえてたら、こういう非常事態に役に立ったのになー。)

お昼過ぎに輸血を終え、首の点滴の管と背中に入っていた硬膜外麻酔の管と傷口からのドレーン2本のうち1本がなくなりました。
食事も顔を動かせるので介助なしでできます。
残りは骨頭部からのドレーン1本と尿カテーテル。

午後のリハビリではベッドに横を向いて腰掛けられました。
背中に空気が入って気持ちいいです。
予想以上にすんなりできて、リハビリの先生も喜んでくれました。
以前に経験したことだから力の入れかたがわかってるせいもありますが、私としては関節が固まっていなかったことにびっくり。
前回はベッドに腰かけても、足をダランと垂らすことができず、突っ張っていた記憶があります。
前回は手術前に錘で脚を牽引していた期間があったから、そのせいかな?
スタート時はさんざんでしたが、これから順調に回ってくれたらいいです。



4日 術後4日目

午前中整形回診。
今回の手術で入れた人工骨頭には、脱臼しやすいというデメリットがあります。
がに股を保つため、しばらくは台を24時間足の間に挟んでいなければなりません。
赤ちゃんはこれを自然にやってるけど、大人が真似するのは大変です。
すごいぞ赤ちゃん。

両足が台に固定されていたのが、右足は自由になりました。




と言っても自力では膝を立てることすらできず、もどかしいです。
土曜なので特にイベントなし。
暇だなあと思っていたら教会のNさんKさんTくんが来てくれました。


5日 術後5日目

日曜日。暇持て余してます。
リハビリした~い。
背もたれに寄りかからずにベッドに腰かけさせてもらえるのは、リハビリの時だけなんだもの。
早く明日にな~れ!
主人が来てくれましたが、ほぼほぼテレビがお友達の一日。

自主リハビリで、昨日は動かなかった右足が少し動くようになったのと、ベッドの背にもたれて小一時間座っていてもふらつかないようになったのは進歩です。
明日は車イス↔ベッドの移乗練習の予定。



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