昨日はドイツ語特別講座の最終日でした。
月に一度のお話し会の5回目で
伝えたかったことは全部
合唱団の方にお伝えできたように思います。
「第九」と関わって30年の間に知ったこと。
シラーが詩を書いた経緯とか、言葉に込めた思いとか
ベートーヴェンの心に響いたのは何だったのか、とか
彼らの信仰とか、いろいろ。
研究とかそんな大げさなことでなしに、
長年携わってきたが故に
知らず知らずのうちに自分の内にたまってきたことを
お話しできました。
発音のこととか、サッポロラーメン(笑)のこととかも。
(最終回の昨日は「桑田佳祐とドイツ語発音」がメインでした。)
この会を始めよう、と思った時は、
「この先どのくらいできるかわからないから
今のうちに、聞いてくれる人に伝えたい」
という思いが、確かにありました。
終わった今、ほっとしていることは確かですが、
全部やり切った!思い残すことなく引退!
とは、ぜ~~んぜん思ってません。
合唱練習とは違う少人数(希望者のみの為20人くらい)での
ドイツ語のことに特化してのやり取りの中で、
みんなこんなところが難しいんだな~、とか
こういう言い方をすると理解しやすいんだな~、とか
今後の練習の参考になることを、いっぱい発見しました。
金曜日から、今年の「第九」の練習開始です。
ワクワクしてます!!
できることは小さな事ですが
一歩でも前進できれば、それでいいです。
ありがとうございます
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