舛添都知事の出張問題。
ファーストクラスやホテルのスイートの話より、
股関節の手術をしたので
別荘の広い風呂でお湯に浸かりたかった、と
おっしゃっておられるのを聞いて、
ちょっとイラッと来た私です。
気持ちはとてもよくわかる。
すご~くわかる。
足を伸ばしてお湯に浸かりたい。
日本人だものね、どうぞゆっくり浸かってください!
でもね、
それを毎週税金使って別荘に行く言い訳にしないで頂きたい。
足の悪い人はみんな、工夫して頑張ってるのよ!
去年の夏の終わり、主人と二人で沖縄に行った時の話です。
予約したホテルは、沖縄では珍しい
天然温泉のあるホテルでした。
でもどこかで読んだ、温泉に杖を持って入るのはNG、と。
衛生上の問題だとか。
杖の先を拭いて入ればいいんじゃない?と思うのだけれど、
禁止されてるなら仕方ない。
娘が支えてくれるならともかく、主人と温泉は無理だわね。
貸切り風呂のあるところでないとね。
と、諦めておりました。
ところがよく調べてみると、
法律で禁止されている、というようなことではないらしい。
温泉によって対応が違うようです。
そう言えば去年、愛知県議会で恥ずかしい事件がありました。
視覚障がい者が議会を傍聴しようとしたら、
白杖を預けるように求められたとのこと。
その理由がスバラシイ。
「投げ入れて凶器となる恐れがある」からだそうです。
アホか~!
大相撲の座布団じゃないんだぞ~!
目の代わりの大事な杖を投げる盲人がどこにいるんじゃ~!
英国紳士はどうなのか知らんけど、
杖ついてる人はそれが必要だからついてるんだよ~!
それを放り投げるバカがどこにいる~!
コホン、興奮して失礼致しました。
ともかくそんなことがあって、
杖持ち込み禁止条項は廃止されたんですって。
も~愛知県民として恥ずかしいわ~。
温泉でもそんなことがあったかどうかはわかりませんが
温泉によっては、松葉杖でも入れるらしい。
入れるかなあ?
入りたいなあ。
入りたいよー
というわけでホテルに電話で確認。
・・・・・・
とはなりませんでした。
もう一つ問題があったのです。
ホテル側が「杖を持って入ってもいいですよ」と言ってくれたとして、
補助なしで入れるような温泉かどうか、ということ。
家では一人で入っています。
浴槽の縁に腰をかけ、
そのまま体を回すようにして足を浴槽の中に入れて
お湯につかります。
出る時はその逆。
浴槽の縁をまたいで出入りすることはしません。
ホテルのユニットバスもこれで入れると思う。
けど大浴場ってたいてい、浴槽は床より低くなってるよね。
洗い場はどうだろう?
低い椅子だと腰かけられないから、
立ったままシャワーを使うしかないんだけど。
今時の温泉なら、高い椅子があるかしら?
脱衣所はどうかな?
腰かける所がないと着替えが大変。
立ったままで脱ぎ着するなら、杖だけでは不安定だから
しっかりつかまれる所がないと。
実際に見てみないとわかりません。
もしダメだったら、私は部屋のお風呂でもいいや。
それだってウチの浴槽より広いから、足を伸ばして入れるよね。
骨折してからこのかた、私の夢は
「思いっきり身体を伸ばしてお湯につかりた~い!」
だったのです。
(続きます)
ありがとうございます
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