「爪なしでハープは弾けますか？」
ええと、グランドハープやアイリッシュハープは、
爪じゃなくて指で弾くんですが。
ACの副作用でデコボコになった爪。
その時ははがれることはありませんでした。
爪がはがれるなんて、キャー痛そう！
でも全然痛くないのよ、と経験者はおっしゃる。
その通りでした。
最初は、指を挟んで内出血でもしたかのように、
爪の中が黄色や紫に変色。
そこから液がにじみ出て固まって、爪を押し上げるように。
汚い写真ですみません。
「爪の垢を煎じて飲む」って、今ならできそうだなあ、
とこの時考えておりました。
飲まなかったけど。
この「爪の垢」（ほんと汚くてごめんなさい）が、ポロッと取れて、
爪が浮いたようになりました。
爪の長さの２/３くらいが浮いちゃった爪もありましたが、
全然痛くないの。
けど、何かに引っかかったら確実に根元を残してちぎれそうで、
それは嫌だったので、
できるだけ手袋をして保護していました。
ＡＣよりドセタキセルの方が
爪のダメージは断然大きかったです。
一番酷い時の写真がない、と思ったら
浮腫みが酷くなってきた時と重なっていて
写真を撮る気にもならなかった模様。
１２月の中旬、６回目のドセが終わった頃は指先に痛みもあって、
シール剥がせない、プルトップ開けられない。
そうそう、みかんの皮むく時、最初に親指でプスッと穴を開ける、
あれもできなかったなあ。
クリスマスシーズンだから、ハープは弾きたい。
が、弦に引っかかってペリッ！
わお、爪なくなっちゃったよ！
な状態ではたして弦をちゃんと弾けるのか？
とならないよう、革手袋で弾いたりもしてみましたが
うまくいかず、
痛かったこともあって、ハープは封印していました。
なので、冒頭の疑問
「爪なしでハープは弾けるか？」は
未だ確認できておりません。
爪が伸びてきて、浮いている所は少なくなりましたが
横縞になっている爪は抗がん剤中に伸びた所なので
弱くて、層になって剥がれてしまいます。
マニキュアで保護した方がいいのかな、と思いつつ
最後にマニキュアをしたのは
記憶の彼方、昔むか～しのこと。
女子力ゼロです。すみません。
ハープはちょっとずつ再開。
指先ふにゃふにゃですぐ痛くなっちゃう。
余り力をいれてないから、音もふにゃふにゃ。
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