乳がんと診断された時は、手術で悪い所を取ればいいと思っていた。
乳房へのこだわりは余りなかった。
医師から「手術前に抗がん剤を使うかも」と言われてびっくり。
抗がん剤って、手術できない時に使うんだと思っていた。
ネットで調べて、手術の前後に抗がん剤を使うのは、珍しいことではないと知った。
どよ~~ん![]()
抗がん剤って、吐き気とか脱毛とか、副作用がきついんでしょ?
紹介された病院でのCT検査で、リンパ節への転移が見られないことがわかった。
しこりの大きさや場所から温存は難しいので、
術前の抗がん剤はしないと言われる。
温存だと思っていたのが全摘になったのは、ちょっとがっかりだけど、
再建したっていいんだし。
やった~^^当面は抗がん剤なしでいいんだ~![]()
この頃から、乳がんとその治療法について、色々調べ始める。
数年前、C型肝炎からの肝臓がんで他界した母は、
自分の病状をしっかりと理解しようとしていた。
にも関わらず、骨への転移を知らされたのはだいぶ経ってからだった。
必要なのかどうかよくわからない検査で、
全身状態が悪化したこともあった。
患者とのコミュニケーションを取るのが下手な医師だった。
看護師さん達は何度も謝ってくれたけど、
もっと早くに情報共有できていれば、
母の最後の数ヶ月は、違ったものになっていたかもしれない。
そんなこともあって、
私は自分の病気の状態と治療法を
できる限りきちんと把握したい、と思ったのだ。
針生検で、HER2陽性の、増殖しやすいがんだと言われた。
分子標的薬の、ハーセプチンという薬が効くらしい。
この時はまだ、抗がん剤と分子標的薬の違いもわかっていなかったが、
(というか、抗がん剤に色々な種類があることも知らなかったが)
手術の後で薬を使う可能性が高まった![]()
上がったり下がったり、忙しいね。
でも実際には、腹くくってました。
ただ、私に一番適した治療を受けさせてください、と神様に祈る日々。
この頃、乳癌学会が出している「ガイドライン」で、
「標準治療」という考え方を知る。
標準と言っても松竹梅の竹、じゃなくて、
「多くの臨床試験の結果をもとに検討がなされ、
専門家の間で合意が得られている最善の治療法」という意味。
続きます。