プロとして情けなくないか? | Los Tres Diamantes presenta "TIERRA FECUNDA"

プロとして情けなくないか?

 西武は昨日の広島戦にも負けて今シーズン2度目の8連敗を喫しました。この惨状、チームとしては前身の西鉄が'71年(昭和46年)に記録して以来の屈辱だそうです。西武になってからはここまでひどい連敗はなかったらしいですね。西武初年度の'79年(昭和54年)もひどかったですが今年はそれをも上回っているということです。

 

 試合後に配信されたダイジェスト映像を見ましたが、最後のバッターとなった源田が1塁にヘッドスライディングを試みるも虚しくアウトでゲームセット。唇を嚙みしめてうなだれる源田の元に先発の今井が涙を拭いながら駆け寄るシーンが西武ファンの間で涙を誘うと話題になっているようですが、それちょっと違うと思うのですが。

 

 プロとして負けて同情を買うようでは終わってますよ。勝って歓喜の涙を流すならまだしも負けて同情の涙ですか。失礼ながら西武、もう完全に終わりましたね。いつまで汗と涙の高校野球やっているんでしょう。

 

 最近とにかく理解できないのが人前でやたらと涙を流す野球選手が多くなったということです。大和魂を誇る日本男児たるもの、人前で涙を流すのは親が死んだ時だけです。私は両親が死んだ時も涙なんか流しませんでした。なぜなら告別式の後にやることがたくさんあったからです。

 

 ヒーローインタビューで感極まってめそめそと泣くプロ野球選手、はたから見ていてみっともないだけです。大の男が何考えてんだと思います。なりばかりデカくて心はノミみたいなヤツが多いんですね。こんなことを書くと「お前は血も涙もないのか?」と批判する人もいると思いますが、いまどきのプロ野球選手、とにかくメンタル弱すぎですよ。ファンの前でめそめそと泣いてファンから同情を買おうと考えているとしか思えません。

 

 高校野球がなぜ「汗と涙」なのか? それは一発勝負のトーナメントだからにほかなりません。しかしプロ野球はリーグ戦で明日もあさっても戦いは続くおです。年間143試合もやるのに勝った負けたでいちいち泣いている場合でしょうか。

 

 プロとしてファンから同情を買うようになったらおしまいです。涙を流すのは日本シリーズに勝った時だけで十分です。悔しさを前面に出して何が悪いではないのです。無駄なガッツポーズや吠えるのもやめてほしいです。子供ですか? 大人として恥ずかしいと思わないのでしょうか。