勝って浮かれている場合ではない | Los Tres Diamantes presenta "TIERRA FECUNDA"

勝って浮かれている場合ではない

 ホークスは本拠地で広島に辛勝。広島にとっては福岡が鬼門のようで、昨日の敗戦で福岡5連敗とのことです。

 

 先発・モイネロが7イニング1失点、9奪三振と素晴らしかい出来でした。2番手の松本裕が危なっかしかったですが、なんとか1点差で粘る広島を振り切りました。相手先発の大瀬良もまた素晴らしく、やはり好投手同士の投げ合いは締まった好ゲームとなります。

 

 しかし勝ったからと言って喜べない現実があります。主砲の柳田、走塁中に足を痛めたようで途中交代、次打席では代打を送られました。

 

 ここまでホークスが好調を維持してきたのは目立った故障者が例年より少なかったことに尽きます。野手では牧原大、投手では武田翔太ぐらいでしょうか。ところがここに来て柳田の故障、影響は少ないなんてことはないと思います。三森が読売戦で負傷により登録抹消されたばかりなのに、さらに柳田までとなると事は重大です。それでなくても柳田はケガが多いですからね。もし長引くようなことがあると誰が代役を務めるのか。ウォーカー? リチャード? 正直柳田の穴を埋めるほどの選手ではありませんね。

 

 ここ数年ホークスが優勝から遠ざかっている原因の一つが主力選手の故障離脱が相次いだことによります。ただ柳田も決して若くはありません。ある意味、ホークスにとってはポスト柳田を誰に託すのか、試されていrのかもしれません。いつまでも柳田におんぶに抱っこというわけにはいかないということです。

 

 世代交代も速やかに進めていかないといけません。ホークスにとっては大きな試練となるかもしれませんが。