しらじらしいにもほどがある | Los Tres Diamantes presenta "TIERRA FECUNDA"

しらじらしいにもほどがある

 女優の米倉涼子とやらがドジャース・ロバーツ監督と仲睦まじげに肩を組んで収まるツーショット写真をネットで見つけました。なんでもこの女、アメリカのブロードウエイミュージカル「シカゴ」で主役を張ったそうで全米ではそれなりに名の知れた存在らしいですね。

 

 とは言え、野球関係者でもない人間がよく練習中のグランドに降りてロバーツ監督とツーショット写真なんか撮りましたね。さすがセレブは扱いが違いますね。一般庶民が球場に行ったってまず練習中のグラウンドに降りることなんか許されないでしょうし、ましてやロバーツ監督と肩を組んでのツーショット写真なんて考えられません。

 

 セレブなら何をやってもお許されるのでしょうか。しかもこの米倉涼子というう女優、野球わかっているのでしょうか。もしかしたら関係者の計らいで件のツーショット写真撮影が実現したのかもしれませんが、普通に考えたら試合前の緊張したグラウンドなんか降りないと思うのですが。もしかしたら自分の意志で降りたのではないにせよ、ちょっと度が過ぎた行動ではないでしょうか。

 

 さらに私が解せないのはこの女が本当にドジャースのファンなのかということです。恐らくは大谷効果ですっかり日本人に馴染みの深い球団になったドジャースの人気にあやかろうと企んでいる「にわか」ファンなのではないでしょううか。本当にドジャースや野球が好きなら以前から自身のSNSなどを通じてドジャース愛、野球愛を発信していてもおかしくないですよね。しかしこの米倉涼子とやらがそうした行動を取った形跡などどこにもありません。恐らくドジャース人気にかこつけて売名行為でも考えている「にわか」なのではないでしょうか。

 

 ドジャースも大谷のおかげでこれまで野球に興味のなかった人をファンとして獲得していることは素晴らしいと思います。日系企業のスポンサーも後を絶たないそうですし、あおこだけは確かにすごいと思います。その一方で野球なんてろくにわかってもいない人間がちょっと有名であることを利用して売名行為を行うことはいかがなものでしょう。しらじらしいにもほどがあります。いつだったかの本拠地ドジャースタジアムで行われた試合ではキャバクラの経営者が始球式に臨んだらしいですし、メジャーの老舗球団もそこまで敷居を低くしたかと思いました。日本メディアが大谷のことばかり取り上げていることも問題でしょう。大谷は日本の宝ですからあまり言いたくありませんが、他にも日本人メジャーリーガーはいるのです。メッツ・千賀のことなんか報道すらされませんからね。

 

 アメリカ国内では人気が低落傾向にあるメジャーリーグも人気回復に必死なのはわかりますが、こんな野球もろくに知らない人間を使ってまで人気回復を図りますか? どうせ大谷がいなくなったらみんな見向きもしなくなるんでしょう。前所属のエンゼルスが良い例ですよ。

 

 あとヤフコメで「米倉涼子は日本の誇り」なんていうコメントを見かけましたが、米倉涼子は成りすます日本人ですからね。こういうあざとい部分も半島の人間ならではだなと思いました。ブロードウエイミュージカル? 私の中で「ブロードウエイ」と言えば「オタクの聖地・中野ブロードウエイ」以外に考えられません。高円寺民にとってブロードウエイと言えば中野ブロードウエイなのです。中野が地元の大槻ケンヂのグッズを扱っている店なんかもありますよ。