親会社は変わっていないのに | Los Tres Diamantes presenta "TIERRA FECUNDA"

親会社は変わっていないのに

 昨夜更新のブログで7月の北海道遠征のチケットを確保したということについて触れました。野球ファンならずとも注目の新球場・エスコンフィールド、どんな球場なのか今からワクワクしています。梅雨のない(とされている)北海道ですから屋根を開放して試合をやってほしいものです。

 

 私は行かない12日(金)の試合は来場者全員にハムの球界参入50周年記念のユニが配布されるそうです。球団発表の画像で確認したところ、そのユニは50年前に採用されていたストライプのユニに似せて作られたものでしたが、残念ながら当時のものとは似て非なるものでした。

 

 一緒に行く千葉在住の鷹友は12日の試合にも参戦するのですが、「どうせならあの当時のハムのユニをそのまま復刻してほしかった」と漏らしていました。半世紀たった今でもハムは球団を所有しているのですから、まさしくあの当時のユニをそのまま復刻すれば良かったのにと私も思いました。青いストライプのユニでちょっとシカゴ・カブスのユニにも似ていてカッコ良かったのです(ベルトレスはイマイチでしたが)。ただあの当時のハムは本拠地が後楽園球場。今は北海道と本拠地も変わっているからあえて昭和の時代のユニは復刻しなかったのかもしれません。北海道では半世紀前の日本ハムファイターズなんて知らない人がほとんどでしょうしね。

 

 ハムやロッテは今でこそ地域密着の球団ですが、もともと東京が本拠地の球団でした。ハムの前身の東映は世田谷区にあった駒沢球場から神宮、後楽園と本拠地を転々としました。ロッテも南千住にあった東京スタジアムを追い出されてから川崎に落ち着くまでは紆余曲折がありました。私の中では両球団とも「下町の球団」というイメージです。世田谷区の駒沢は決して下町ではないのですが。同じ在京球団でもヤクルトは神宮を本拠地にしているからか「山の手の球団」というイメージです。ヤクルトは故・岡田さんが応援団長だった頃から応援も洗練されていていかにも「都会の球団」でした。

 

 ハムもなんだかんだ言いながらパリーグの老舗球団になりましたね。ロッテに次ぐ歴史があるのですから驚きです。