野球本の紹介 | Los Tres Diamantes presenta "TIERRA FECUNDA"

野球本の紹介

 

 

 

 先週金曜(15日)にインターFMで放送された"The Dave Fromn Show"で「プロ野球 音の球宴」を上梓したF.P.M.中嶋という方がゲスト出演していました。「プロ野球 音の球宴」、読んで字のごとくプロ野球選手がこれまでにリリースした音源や、中にはプロ野球選手の嫁で元はアイドルグループに所属していたいわゆる「プロ野球選手のファミリー」編なども収録されているようです。

 

 '70年代などはオフともなるとプロ野球選手がこぞってレコードを出していたものです。金曜のラジオ番組の中でも作者のF.P.M.中嶋さんが話してましたが、イチローの出現以降はストイックなアスリート系のプロ野球選手が多くなり、オフに歌を歌うなんて考えられない時代になりました。かつてテレビで放送されたプロ野球選手や相撲取りが自慢ののどを披露するような番組は今ではほとんどないそうです。

 

 プロ野球選手(現役、OB問わず)の歌のはしりはやはりこちらではないでしょうか。

 

板東英二 「燃えよドラゴンズ」 ↓

 

 

 

 

中日が20年ぶりにリーグ優勝を果たした'74年(昭和49年)にOBの板東英二がリリースした「燃えよドラゴンズ」です。もう半世紀前になるんですね。私が小学4年の頃、巷でものすごく流行っていました。作者である山本正之による3部作のうちの一つであとの2つは間寛平の「ひらけチューリップ」、笑福亭鶴光の「うぐいす谷ミュージックホール」です。3曲とも曲調がよく似ています。

 

 真面目に歌ったものではこんな曲もありました。

 

小林繁 「亜紀子」 ↓

 

 

 

 

交友のあった歌手の前川清による作品でした。確か江川問題のとばっちりで阪神へ移籍して間もない頃にリリースした曲ではなかったかと思います。

 

 あとは番組の中でも紹介されたこちら。とても真面目に歌ているとは思えない音程外しまくりの駄作(失礼!)でした。

 

トーマス・オマリー 「六甲おろし」 ↓

 

 

 

 

オマリー、映画俳優を彷彿とさせるよな男前なのにこの歌声はないですね。アイドル耳朶の大場久美子や田原俊彦に勝るとも劣らない秀逸な?作品と言えるでしょう。

 

 他にもあっと驚くような楽曲が収録されているようです。興味のある方はぜひ一度手に取ってみて下さい。