各地で対外試合が本格化 | Los Tres Diamantes presenta "TIERRA FECUNDA"

各地で対外試合が本格化

 オープン戦を含めて各地で対外試合が本格的に行われるようになりました。ホークスは台湾の楽天戦。まだ2月だというのに3番 柳田、4番 山川、5番 近藤とベストメンバーを組んできました。「まだ2月」などと書きましたが、近年はこの時期でもそれが当たり前なんでしょうね。これでホークスが勝ったら勝ったで称賛される反面、もし負けようものなら「無駄な補強ばかりしているから罰が当たったんだ」などと書き立てられるんでしょうね。まあ言いたいヤツには言わせれおけばいいです。マスコミなんて「ゴミ」なんですから。

 

 今年からウエスタンリーグに加盟したくふうハヤテも今日から本拠地・静岡の清水で対外試合を開始しています。静岡硬式野球俱楽部戦で、スタメンには2番に元DeNAの倉本、4番には元ロッテの福田が名を連ねています。福田がロッテを戦力外になったことは知っていましたが、倉本がDeNAを退団していたことは知りませんでした。なんかもったいない気がします。

 

 結果が出ないとすぐに斬られてしまう傾向が強くなったように感じます。これも各球団、選手の年棒の高騰が続いているからでしょうか。

 

 とにかく年棒が高すぎだと思います。メジャーほどではありませんが、そんなにバンバン上げているからしわ寄せがチケット代に転嫁されてしまうのです。「文句ばかり言っているなら球場に来るなよ」という話ではありません。ファンのことを無視してやりたい放題やっていれば文句の一つも言いたくなります。メジャーの場合はテレビの放映権料と機構からの分配金があるから年簿が多少高騰してもそこまでファンの財布を直撃するようなことはありませんが、NPBにあるのはほぼ入場料収入だけです。フィールドシートなんて開催日によっては2万円近くになっているのではないでしょうか。ちょっと異常な世界でしょう。さらにそれがネットで転売されたらン十万というあり得ない価格になるんですからね。株価が連日最高値を更新していたり、金価格も過去最高値に迫ろうという勢いですが、チケットの転売で濡れ手に粟を掴んでいる輩もいるんでしょうね。

 

 かと言って年棒を安くしたらさらに多くの選手がメジャーに流出してしまうのは必至なわけで、NPB球団は「メジャーへの腰掛け」化がさらに進むことでしょう。年間143試合全試合に参戦するとかいうファンもいるようですが、全然エライと思いまえん。