「家族同様」と言うが | Los Tres Diamantes presenta "TIERRA FECUNDA"

「家族同様」と言うが

 先日群馬県伊勢崎市内で幼児ら12名に襲いかかった挙句、最後は捕獲された四国犬がいましたが、昨日同じ犬種の犬が神奈川県内で逃げ出し、さきほど無事捕獲されたとのニュースが伝わってきました。

 

 今回の神奈川県の事例はよくわかりませんが、群馬県の事例は飼い主に問題があったようですね。「普段はおとなしく、人を襲うようなことはない」だとか「家族同様」などと語っていたようですが、たまたま逃げ出したことで興奮していたのでしょう。驚いたのはこの飼い主、狂犬病の予防接種を打ってなかったということです。

 

 言ってはなんですが、しょせんは「犬畜生」でしょう。家族同様で人を襲う心配はないからと言って狂犬病の予防接種を打たないとはあり得ない話ですね。実際に人を襲ってしまったのに何を基準にそんな都合の良いことを言っているのでしょう。

 

 数年前に拙宅の近所でけっこうな大型犬にリードもつけずに散歩していたバカな飼い主がいました。この放し飼いになっていた大型犬が私に向かって吠えながら突っ走ってきたのです。飼い主はこの犬を咎めるでもなく、平然としていたのです。私がこのバカな飼い主に向かって大声で怒鳴ったら突っ走ってきた犬は情けない声を出して後ずさりしながら飼い主の元へ。その後もこのリードなしの大型犬と2回遭遇しました。この放し飼い状態で散歩させている飼い主が救いようのないバカです。その後この飼い主も犬も見かけなくなりましたが、しばらくはトラウマで自宅周辺を歩くことすらためらったものです。

 

 リードを外して散歩をさせているような飼い主は「絶対に人を襲わない」と過信して散歩させているのでしょう。それは飼い主のわがままというものです。そもそも犬畜生なんて飼い主にだけは従順なのです。そこを履き違えている飼い主があまりにも多すぎますね。

 

 今年の元旦に初詣に行った杉並区内の寺にはリードこそつけてはいたものの、犬と一緒に参拝していたオヤジがいました。犬はギャンギャン鳴いて勘弁してくれと思いました。最近この手のヤツも多いですね。

 

 飼い主の一方的な価値観を人に押しつけてくるのはいい加減やめえほしいものです。迷惑だってことがわかっていないのでしょうか。