ほぼ半世紀ぶりに聞いた名前 | Los Tres Diamantes presenta "TIERRA FECUNDA"

ほぼ半世紀ぶりに聞いた名前

 スポーツ紙各紙の報道姿勢に違和感を感じています。それはホークスにFA加入した山川の件です。オフの間、あれだけ叩いていたくせにキャンプが始まった途端、手のひらを返したように持ち上げること持ち上げること。

 

 ダブルスタンダードですか? 報道姿勢に一貫性がないですね。だから「マスゴミ」なんて言われているのでは? ここに来てなぜ批判の手を緩めて持ち上げているのでしょう。何らかの力学でも働いているのでしょうか。なんとも解せない話です。

 

 先週末、9年ぶりの名古屋に行ってきたのですが、桑江知子さんのライブの余韻にまだ浸っています。最新曲はこちらです。

 

桑江知子 「ふるさとはあなた」 ↓

 

 

 

 

 ライブ会場は名古屋・今池にあるボトムラインでした。おととしがんで亡くなった葛城ユキさんのホームグラウンドで葛城さんを慕っていた桑江さんが満を持してボトムラインでライブを行ったのです。「パワフルなロックボーカリスト」というイメージの強い葛城ユキさんでしたが、デビュー曲は「木曽は山の中」という、極めてフォーク調の曲でした。ヤマハのポプコンの出身でした。

 

 そんなボトムラインの公式サイトを見ていたら懐かしい名前を見つけました。柴田蓉子という女性シンガーソングライターのライブ情報が掲載されていたのですが、この柴田蓉子もやはりヤマハ・ポプコンの出身でした。

 

柴田蓉子 「とまり木」 ↓

 

 

 

 

この「とまり木」という曲、'76年の曲のようですが、私が中学生だった'70年代後半、「コッキーポップ」というラジオの深夜番組でよく聞きました。「バカになりきれず利口になれず、中途半端はつらいよ、つらいよ、ねえそこのお兄さん一緒に飲もうよ、何も聞かず」というフレーズは今でも鮮明に憶えています。

 

 恐らく名古屋の方なんでしょう。'76年に初版本が発行された実業之日本社が刊行したラジオ関連のムック本に名古屋・東海ラジオの「ミッドナイト東海」という深夜放送のパーソナリティにこの柴田蓉子さんが名を連ねています。若かりし頃の鶴瓶も「ミッドナイト東海」のパーソナリティでした。当初東海ラジオは「オールなとニッポン」を放送せず、独自の深夜番組である「ミッドナイト東海」を押送していました。当時「オールナイトニッポン」はTBS系列の中部日本放送が「オールナイトニッポン」を放送していました。愛知県のラジオ界のちょっとしたトリビアですね。

 

 このあたりも愛知県のポプコン出身者です。

 

高木麻早 「想い出が多すぎて」 ↓

 

 

 

 

八神純子 「思い出は美しすぎて」 ↓

 

 

 

 

 

明日香 「花ぬすびと」 ↓

 

 

 

 

この明日香は何年か前に亡くなりました。高木麻早も八神純子も明日香も私が中学生の頃、「コッキーポップ」でよく聞いたものです。いずれも今から半世紀近く前の話でした。