どんな絶世の美女であれ | Los Tres Diamantes presenta "TIERRA FECUNDA"

どんな絶世の美女であれ

 どんな絶世の美女であれ、電車内で立ちながらハンバーガーをかじりながらスマホをいじっているような女に好感は全く持てません。

 

 こんな考えを持った私はおかしいでしょうか? 絶世の美女であれば電車の中でハンバーガーをぱくつきながらスマホをいじっていたら許されるでしょうか?

 

 実はこれ、今日の帰りの山手線内での出来事だったのです。私はドアの近くの三角コーナーに立っていました。すると途中の西日暮里から乗ってきた20歳ぐらいの女が片手にハンバーガーを持ってぱくつき、もう片方の手でスマホをいじりながら乗車してきたのです。その女は私の向かいの三角コーナーに立ったのです。

 

 電車やバスといった「公共交通機関」の中でこの手の人間をよく見かけます。「忙しいふり」をしているのでしょう。人としてみっともないですね。周囲の乗客から完全に見られているという意識がないのでしょうか。電サやバスの車内は「公共の場」です。最低限、他の乗客の気分を害さないように努めることも人としてあるべき姿ではないかと思うのですが。少なくともこの女、他の乗客のことなど一切考えていませんね。

 

 では「座ってハンバーガーを食べていれば問題ないのか」と問われればそれも違うでしょう。電車の中では何のお咎めもありませんが、バスの中では頻繁に「車内での飲食はお控え下さい」とアナウンスしています。電車はバスより圧倒的に多くの乗客を運ぶ理由からそこまでのアナウンスができないのでしょう。しかしだからと言って何をやっても良いかというとそうではないでしょう。甘えるのもいい加減にしてほしいものです。

 

 電車、バスの車内で人間ウォッチングをしているとこんなのばかりです。「忙しいふりをして」優先席に座ってスマホをいじっているヤツも人として最低ですね。まず普通の感覚があれば優先席なんか座らないですし、座ったとしても優先席を必要とする人が来たらすぐ立てるようにスマホなんかいじらないでしょう。ところが優先席でスマホをいじっているようなヤツらはたいてい高齢者や障碍者と思しき人が来ても知らんぷりです。はたから見ていると「俺はスマホ操作で多忙なんだから優先席に近づくなよ」とでも言いたげな態度なのです。私なら絶対優先席なんか座りませんけどね。

 

 まぁクズの多い世の中です。理由はどうあれ、機械に操られるような人間にだけはなりたくないものです。