画期的すぎるヤクルトスワローズの試み

　いや～、驚きました。東京ヤクルトスワローズが今シーズンから㈱UACJとトップスポンサーの契約を締結したとのことです。ホームユニの右袖口には「UACJ」のロゴが刻まれています。

　ところで㈱UACJ、何の会社かご存知でしょうか。国内アルミニウムのトップメーカーです。そうです、なんと製造業がプロ野球チームのスポンサーに名乗り出たのです。ちなみに元の社名は住友金属工業、及び住友軽金属工業。もともとは住友系の会社でした。

　製造業で働く私にとっては非常に画期的な試みだと思っています。今まで製造業の会社がプロ野球チームのスポンサーになったことがあったでしょうか。だいたいプロ野球チームのスポンサーというと、胡散臭い不動産業か、人材派遣会社といったところではないでしょうか。特に人材派遣会社のスポンサーは多いですね。どんなに人材派遣会社が頑張っても胡散臭いことばかりうあっているのですから印象は変わらないのです。不動産関連もそうです。ホークスのキャップの後ろにベタっとへばりついている大東建託なんてまさにそうです。どんなにイメージアップに努めても胡散臭いことばかりやっているからいつまでたっても印象が悪いのです。

　一時商品先物取引の会社がマスターズリーグの東京ドリームスのスポンサーになったり、各球場のフェンスに広告を出しいてイメージアップに努めていましたが、結局うまくいきませんでした。不動産業も人材派遣会社も根っこは一緒ですよ。どんなに頑張っても無駄です。世間の見る目は変わりません。

　以前横浜スタジアムに「NHK日本発条」の広告が出ていましたが、今でも出ているのでしょうか。今は「ニッパツ」という社名になっているはずです。ばねを製造している会社です。「NHK」といっても受信料という名のみかじめ料を搾り取るあの悪徳メディアではありません。

　ホークスも大東建託なんていう悪徳企業とスポンサー契約結ぶのやめて日本製鉄八幡製鉄所とでもスポンサー契約結べば良いのに。シャボン玉石鹸とかリョーユーパンでも良いです。