センバツ出場校決定 | Los Tres Diamantes presenta "TIERRA FECUNDA"

センバツ出場校決定

 昨日センバツの出場校が決定しました。全体的に見て相変わらず私立、特に北国の学校の選出が目立つなと思いました。昨今の少子化が影響しているのでしょうが、要は大阪や兵庫あたりの球児たちがこぞってこれら北国の学校に野球留学しているわけでなんか釈然としないものがあります。

 

 これも時代の流れなんでしょうが、かつては北海道や東北と言えば「野球不毛の地」と呼ばれていたのですから時代もずいぶんと変わったものです。逆に中国地方なんて広陵(広島)と創志館(岡山)の2校だけ。四国も2校です。かつて中四国と言えば野球どころとして有名でしたが、それも今は昔です。なんか寂しいものがありますね。

 

 個人的に密かに期待していたのは21世紀枠でどこが選ばれるかということでした。結局北海道の別解と和歌山の田辺でしたが、私は鹿児島屈指の進学校・鶴丸に期待していたのです。鹿児島の鶴丸、実はホークスにかつてOBがいたのです。池之上格という選手でした。動画がありますのでご覧下さい。

 

池之上格~南海ホークスいぶし銀シリーズ~ ↓

 

 

 

 

ピッチャーとして入団しましたが、のちに野手に転向しました。晩年は横浜大洋に移籍しました。現役引退後はダイエーや阪神などでスカウトとして活動しました。現役時代は細見でしたが、引退後はすっかり貫禄のあるオッサンになっていました。恐らく後にも先にも鶴丸高校出身のプロ野球選手は池之上ぐらいのものでしょう。

 

 池之上、今どうしているのでしょう。名字に「之」がつくのはいかにも鹿児島の人ですね。山之内、内之倉、田之上、田上叔父に田上甥、みんなホークスでみんなルーツは九州南部です。