電子書籍と紙の本はどっちが良い!? その5【最終回】【本を読んでもらうのがまず一番】 | 薩長同盟ドンマイ伊藤の「10分で書くブログ誤字上等」

電子書籍と紙の本はどっちが良い!? その5【最終回】【本を読んでもらうのがまず一番】

いままで4回にわたって電子書籍と紙の本のどちらが良いのかを書いてきました

 

 

 

 

最後はいままでのまとめとこれからの本の未来を考えていきたいと思います。

読み手として使いやすいのはどちらかという事を書いていこうと思ったブログでしたが

書いていくうちに出版業界の厳しさにも触れてきましたし、業界全体を盛り上げるためには

どうすればいいのかというような視点での文章も多くなってきました。

 

実際に読み手として本が好きでも業界が小さくなっていけば面白い本や漫画に出会える

可能性はどんどん低くなるのでまずは業界全体が盛り上がってほしいという気持ちの文章が

多くなりました。

 

自分の経験から考えるとやはり

【本は読んでもらわないと買ってもらえない】

という事になると思います。

中身を読まれると買われなくなるという意見もあるとは思いますが僕の経験ですと

コミックスは連載している漫画雑誌を買って何度も読んでいるのに買いましたし

小説や雑学本も立ち読みでいろいろ読んでいって、作者に興味を持ちその中で

この作者の本なら面白いだろうと思って買う事が良くありました。

 

いまは前半部分無料公開の作品も多いですし

キンドルアンリミテッドみたいな読み放題サービスも多いですから

読まれるチャンスも多いと思いますが、もっと大胆にやった方が良いと思います。

 

新作は難しいとしても昔の名作で特に1話完結方式の漫画

ドラえもん、ブラックジャック、ゴルゴ13、こち亀など

は駅にワゴンを置いて全巻のうち半分くらいは無料で

配っても良いのではと思いました。

 

何なら新作も配って面白さが伝わればまだまだ漫画や本が好きな

人は多いので買ってもらえるのではと思います。

 

画期的なアイディアは出ませんでしたが、地道にかつ大胆に

読んでもらうために配りまくるのがこれからの出版業界には

必要なのではと思いました。