「動画・テキストコンテンツの増加によって、
目で見る情報は飽和状態。
それに比べて耳には
まだ可処分時間があるので、
これからは音声コンテンツが狙い目になる」。
そんな言説が数年前にはよく聞かれました。
事実、この数年でポッドキャストや
オーディオブックといった
音声コンテンツの量は激増。
ポッドキャストを
あれこれ聴いている身からすると、
「耳の可処分時間」は
尽きかけている気さえします。
今回は特にポッドキャストについて、
ここ最近の動きや
注目コンテンツをご紹介します。
TBSラジオの人気番組が
ポッドキャストに復活!
近頃のポッドキャストに関する
大きなニュースといえば、TBSラジオの復活です。
そもそもTBSラジオは2000年代半ば、
ポッドキャストが国内でじわじわと
リスナーを増やし始めた当初から、
多数の番組を配信していたラジオ局。
しかし、
収益化の目途が立たないことを理由に、
2016年以降はポッドキャストから
撤退していました。
その後、Amazon MusicやSpotifyなど
各種音楽サブスクの普及により、
ポッドキャスト番組がかつてない勢いで急増。
それに遅れを取る形で、この度、
TBSラジオの人気番組の
ポッドキャスト配信が再開されたのです。
特にTBSラジオは
お笑い芸人の番組が強力です。
爆笑問題、
南海キャンディーズ・山ちゃん、
おぎやはぎ、バナナマン、ハライチ、アルコ&ピース、
オズワルド、ラランド、空気階段といった、
人気芸人の番組が新たにポッドキャストで
配信スタートとなりました。
他局では、
ニッポン放送の「オールナイトニッポン」の
一部番組がポッドキャストで配信されていますし、
その他にもお笑い系の番組は大量に揃っているので、
これらを追って聴いていくだけでも、
「時間が足りない!」となること間違いなしです
(実際、私がそうなっていますが)。
テレビ×音声の
クロスメディア企画も登場!
音声コンテンツとテレビを組み合わせた、
ユニークな企画を生み出しているのがテレビ東京。
ドラマ『お耳に合いましたら。』
『真相は耳の中』では、
ドラマの主人公が制作している
設定のポッドキャスト番組を、
実際にSpotifyで配信する試みを行なっています。
「今作のスピンオフドラマを〇〇で独占配信!」
という形式のWEBコンテンツは、
ここ数年、多くのテレビドラマで
制作されるようになりました。
音声コンテンツであれば、
ドラマ制作よりも少ない予算と
規模で行なえるため、
これからテレビドラマ×スピンオフの
ポッドキャストという組み合わせが
増えてくるかもしれません。
また、最近放送されたバラエティ番組
『盛ラジオ』も面白い企画でした。
芸人がロケに行き、
その内容をトークしたラジオを収録。
ラジオ音源と実際のロケ映像を比べて、
どれくらい芸人が内容を盛って
喋っているかを検証する番組です。
芸人さんたちがどういう部分を
膨らませて面白くしているのか、
トーク技術を楽しむ番組として斬新な
切り口だったと思います。
これもラジオ音源はポッドキャスト配信し、
検証番組はテレビでオンエアという、
クロスメディアならではのアイデアでした。
音声コンテンツが今後さらに普及してくれば、
音声×動画、音声×書籍など、
様々な組み合わせによるユニークな企画が
生まれてくるのではないかと、
期待しています。
まだまだポッドキャスト番組の
増加は止まらなさそう。
気になる番組があれば
ぜひチェックして見てくださいね。
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