人々に様々な恵みをもたらす自然。
ですがそれはときに
私たちが想像しないような、
恐ろしい現象を
引き起こすこともあります。
今回は世界中で確認された
驚きの自然現象をご紹介。
まるで世界の終わりのような
圧倒的な光景に、
立ちすくむほか術はありません…。
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カタトゥンボの雷
(マラカイボの灯台)/ベネズエラ
その雷はベネズエラの
マラカイボ湖に注ぐカタトゥンボ川の
河口付近で見られます。
この場所は世界で最も
多くの稲妻を見ることができる
観光地としても有名で、
その数はなんと1時間に3,600本。
この記録はギネスブックにも
登録されています。
しかし不思議なことに
そのほとんどが「無音」。
これは琵琶湖の20倍もの広さを持つ
マカライボ湖ならではの特性で、
湖の遠い場所で発生した雷は、
音が届かず光だけが
届くようになっています。
ブライニクル
(死のつらら)/南極
1960年代に初観測され、
南極のロス島海で初めて
撮影された自然現象。
海中に0度以下の塩水が
流れ込むことで発生すると
言われています。
塩分濃度が高く、
海水より低い融点を持った塩水は、
海水と接触することで
即座に氷を形成。
空洞の氷柱が
水の中に出現します。
その際に発生する
強烈な冷気にふれた海棲生物たちは、
なすすべなく凍結してしまいます。
白いモヤが海水をゆっくりと
進んでいく様子は、
非常に不気味です…。
地獄の門/
トルクメニスタン
トルクメニスタンの
タルヴァザにある天然のガス田。
1971年にメタンガスの拡散を
防ぐために地質学者によって
火を付けられて以来現在も
燃焼が続いており、
炎に包まれた巨大な
クレーターの姿はまるで「地獄の門」。
その凄まじい姿を
一目見ようと人々が集まり、
現在では観光地と化しています。
当初は数週間でガスが燃え尽きると
想定されていたようですが、
予想は大幅に外れてしまいました。
夜になるとその禍々しさに
拍車がかかります。
ファフロツキーズ
(怪雨)/世界各地
雨・雪・黄砂・隕石などの
落下する物体を除き、
「その場にあるはずのないもの」が
空から降ってくる現象です。
名称は“falls from the skies
(空からの落下物)”からきており、
これまでにはカエル・魚・幼虫・亀
・ワニ・金属・お金など、
様々な物体が落下した
記録があります。
日本でも江戸時代の書物に
怪雨(あやしのあめ)として
記述が残っており、
現在では竜巻原因説が
最有力ですが、
真相は謎に包まれています…。
以上、4つをご紹介いたしました。
恐ろしさもある反面、
「一度見てみたい…」となる不思議な
一面を持った自然現象たち。
次に記録されるのは
どんな現象なのでしょうか?
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