令和最初の夏の甲子園。
お盆期間に一度、台風による中止があったが、
8月6日の開幕から22日の閉幕まで
熱戦が繰り広げられました。
全試合の詳細はさすがに見届けられないにしても、
「熱湯甲子園」や各種ニュースで試合結果を確認する日々。
決勝戦を迎える頃には「早いなぁ」と感じながらも、
大会最高峰のカードに胸を躍らせました。
決戦戦は、星陵(石川)―履正社(大阪)。
どちらが勝っても夏の甲子園初優勝という試合でした。
絶対的エースが牽引して勝ち上がった星陵に対して、
総合力で大会随一の安定感を誇る履正社。
実は、春のセンバツでも対戦のあっただけに、
令和最初の王者にふさわしい対決だったのかもしれません。
今大会、注目の的になった星陵のエース・奥川恭伸投手。
ずっとチームを引っ張ってきて、
終盤は疲労の蓄積が隠せないでいました。
決勝戦も、踏ん張りながらも
履正社の打線を抑えきれずに苦戦。
一方の履正社は、春のセンバツで敗れ、
今大会までの間の練習試合でも敗退。
「今度こそ!」のリベンジを目指して、
気持ちでも上回っている印象でした。
試合展開は、本当に両校が互角。
星陵が先制すれば、履正社が逆転する。
同点に追いつくものの、終盤に突き放す…。
熱い攻防の末、履正社が遂に星陵を下しました。
【履正社 5-3 星陵】
全力を出し切った、清々しい決勝戦。
やり切った選手たちの表情が清々しく、
今年も見ていて気持ちのいい大会でした。
彼らの野球人生で、何物にも代えがたい経験でしょうし、
この先プロの世界に挑戦しても、
他の世界を目指すにしても、
大きな糧になったことでしょう。
ひとまず、10月末に行われるドラフト会議。
プロ野球12球団の中から、どの選手に声がかかるのか。
夢の続きがいくつあるのかが、これからの大きな楽しみです。
そして、現1・2年生の選手は、
来年の夏に連覇、あるいは忘れ物を取りに行くための
長い戦いがスタートします。
終わりなき夏の風物詩が、
今から待ち遠しいものです。
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