長かった梅雨もようやく明けてきて、

夏らしい天気になってきた今日この頃、

いかがお過ごしでしょうか。

 


そろそろ夏休みの予定を立てている人も多いはず。

「海外旅行に行きたい! 

 

 

だけどまとまったお休みは取れなさそうだし、

費用もかかっちゃうしなぁ…」と

頭を悩ませている方もいるでしょう。

 

 

そんな方は映画館で海外旅行気分を

味わってみるのはどうでしょうか?

 


というのも、この夏は都内で

台湾やマレーシア、タイといった、

 

 

普段あまり劇場で公開されないような

国・地域の映画の特集上映が

多数企画されているのです。

 

 

今回はその中でもオススメの

映画特集を紹介します!


<台湾の恋愛映画に注目!>


現在、ユジク阿佐ヶ谷で開催中の特集上映が

「台湾巨匠傑作選2019 〜恋する台湾〜」です

(8月16日まで)。

 


映画ファンの間で

「実はかなりクオリティーの高い作品が多い!」

ということで知られている台湾映画。

 

 

今回はその中でも恋愛映画にスポットを当てた特集です。

 

 

ホウ・シャオシェン、

エドワード・ヤンなどの巨匠の作品から、

 

日本でもリメイクされて話題になった青春映画

『あの頃、君を追いかけた』など

最近の娯楽作まで、

多彩なラインナップが上映されます。

 

 

この企画は今後、名古屋、大阪、京都、神戸でも

開催予定とのことなので、

首都圏以外にお住まいの方も要チェックです!


さらに8月17日からは新宿のK’s cinemaにて

チェン・ユーシュン監督の

『熱帯魚』『ラブ ゴーゴー』の上映がスタート。

 

 

ボップでカラフルな映像と、抒情的でオフビートな作風が

国内外で高く評価された作品を、

デジタルリマスターされた綺麗な画質で楽しめます!


マレーシアの伝説の監督特集!

渋谷のイメージフォーラムでは、

マレーシアの映画監督ヤスミン・アフマドの没後10周年を

記念した特集上映が開催中です(8月23日まで)。

 


多民族国家であるマレーシアを舞台に、

そこに生きる人々の姿を優しい目線で

ユーモラスに描いてきたヤスミン。

 

 

今回の特集では、日本でも高い評価を得た

『ダレンタイム~優しい歌』を含む、

長編全6作を上映。

 


ヤスミンは日本映画にも造詣が深く、

特に『男はつらいよ』シリーズが大好きだったそう。

 

 

ヤスミンの映画にこもっている人情味や温かみは、

山田洋次監督の作品とも共通しているように

感じられます。


タイを代表する名監督の二本立て!


高田馬場の二本立て映画館・早稲田松竹では、

タイの鬼才監督アピチャッポン・ウィーラセタクンの

特集が決定(8月10日~8月16日)。

 


2010年のカンヌ国際映画祭で最高賞を

獲得した傑作『ブンミおじさんの森』と、

 

 

二つの病院でよく似たエピソードが

繰り返されていくうちに

夢を見ているような感覚に引き込まれる

『世紀の光』の二作品をまとめて鑑賞できます。

 

 

さらに特別レイトショーではアピチャッポンの

長編初監督作品『真昼の不思議な物体』を上映。

 

 

こちらもフィクション

ドキュメンタリーが混在した変わった作品です。

 


最近では演劇公演も行ない、

日本でもファンを増やしつつある

アピチャッポン監督。

 

 

この機会にイマジネーション豊かで

ファンタジックな作品世界に

浸ってみてはいかがでしょうか?


海外旅行のいいところといえば、

普段見ることができない風景や、

 

触れることができない人々・文化・考え方に

出会えることですよね。

 

 

今回紹介した特集で上映される作品もまた、

普段は出会えない人々の姿を

私たちに伝えてくれます。

 

 

あるいは、海を挟んだ外国の人たちもまた、

私たちと同じようなことを考えているのだ、

と気付かされることもあります。

 


邦画やハリウッド映画とはまた違った発見や

驚きがたくさんあると思いますので、

ぜひ劇場に足を運んでみてくださいね!

 

 

 

 

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