おはようございます。
2104年ブラジルW杯楽しみになってきました。
2014年FIFAワールドカップ本大会~王者スペインは初戦で前回決勝の相手、オランダと対戦。
イングランドはイタリアと、クロアチアはホスト国のブラジルとの試合で大会の幕を開けるようです。
来夏にブラジルで優勝杯を目指す欧州勢は13カ国。
そのひとつのクロアチアは、6月12日にサンパウロで行われる開催国とのオープニングゲーム。
グループAのその他の国はメキシコ、カメルーン。グループBのスペインはオランダのほか、チリとオーストラリアと同組に。また、元王者イングランドはイタリア、ウルグアイ、コスタリカの厳しいグループDに。
唯一の本大会初出場国となるボスニア・ヘルツェゴビナはアルゼンチンとの初戦。
ドイツ、ポルトガル、ガーナ、アメリカが戦うグループGも混戦。
グループステージは2014年6月12日から26日まで行われ、各グループの上位2チームが6月28日から始まる決勝トーナメントへ進出。
決勝は、7月13日。
組み合わせ
グループA ブラジル(開催国)、クロアチア、メキシコ、カメルーン
グループB スペイン(前回覇者)、オランダ、チリ、オーストラリア
グループC コロンビア、ギリシャ、コートジボワール、日本
グループD ウルグアイ、コスタリカ、イングランド、イタリア
グループE スイス、エクアドル、フランス、ホンジュラス
グループF アルゼンチン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イラン、ナイジェリア
グループG ドイツ、ポルトガル、ガーナ、アメリカ
グループH ベルギー、アルジェリア、ロシア、韓国
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今回から当ブログで始めの頃に書いたベストイレブンなどを、改めて編集。
2014年W杯への期待も込めて、偉大な選手達を振り返ります。
自分的に印象の残ったベストイレブン(1982~2002年くらいまでの間で)
システムは3-5-2 MFはディフェンシブハーフを一人(やや無理がありますが)
GK ディノ・ゾフ(イタリア)~キャプテン
DF 右サイド カフー(ブラジル)
センター フランコ・バレージ(イタリア)
左サイド ジュニオール(ブラジル)
MF ディフェンシブハーフ フランク・ライカールト(オランダ)
右サイド ミシェル・プラティニ(フランス)
ゲームメーカー ジネディーヌ・ジダン(フランス)
セカンドトップ ロベルト・バッジョ(イタリア)
左サイド ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン)
FW マルコ・ファンバステン(オランダ)
ロナウド(ブラジル)
MFの底が一人なのが不安なシステムかも!?ライカールトのハイレベルのセンスとバレージがカバーしてくれると期待して。
MFは底からライカールト、ジダン、バッジョと縦に並び、サイドにプラティニ、マラドーナ。
このMF陣は豪華!もし実現したならどんな創造的な中盤が構成されるのか!?ワクワクドキドキします
ロナウドが右ウイングもこなしてくれて、左ウイングはMFの仕事と共にあのマラドーナがこなしてくれそう。マラドーナはセカンドトップに置きたかったですが、MFはポジションにこだわらない流動的なシステムをとるため、一応のポジションと考えて。
ファンバステンのポストプレーからの展開や偉大なプレーヤー達からのアシストでファンバステン自身がどう輝くのか!?早すぎた引退の彼のプレーもこのベストイレブンではどうなるのか!?想像ですが見てみたかったです!
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ベストイレブンの印象 GK、DF編
ゴールキーパー~ディノ・ゾフ(イタリア)(このベストイレブンでのキャプテンにしたい)
1982年W杯イタリア代表キャプテン。
1982年はジーコを中心にした黄金のカルテットを擁するブラジルとの試合でのセーブやW杯デビューとなった天才マラドーナやラモン・ディアスとのアルゼンチン戦など、的確なコーチングをしながらファインセーブを連発。欠点の少ないGKでした。
優勝した1982年W杯は40歳だったみたいです。やりますね~。
このゾフは5歳の頃からキーパーをしていて、それ以外のポジションについた経験はないらしく、あまり派手なプレーはしないが反射神経が鋭くて、国際試合では1143分無失点、国内リーグでは903分無失点という記録も作ってます。
当ブログでもたびたび紹介する1982年スペインW杯黄金のカルテットを擁するブラジル~得点を決められはしましたが、この1982年W杯のブラジル戦ではジーコの見事なスルーパスに反応したソクラテスが狭い方を狙いシュート!左足で反応したゾフ!しかし、やや遅れての反応でゴールを許す!このシーンはサッカーの醍醐味とも言える素晴らしいものでした。
1対1に強くPKも強い、前に進み出る積極的なポジショニング。最終ラインを形成するかのようにDFのように前に出るプレーが更にゾフの評価を高めたようです。
セリエAでは570試合に出場。代表112試合。イタリア代表歴代2位のキャップ数。
ディノ・ゾフ
ディノ・ゾフの素晴らしいセーブの数々。
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センターバック~フランコ・バレージ(イタリア)
リベロの代名詞として、また抜群のキャプテンシーでACミラン、代表でチームをけん引して大活躍。
1994年W杯での決勝ではロマーリオを抑えるなど、ゾーンプレス、オフサイドトラップなどを指揮、冷静な判断と共にボール奪取も素晴らしかったです。
身体能力には恵まれないのをカバーするかのような読みと状況判断が素晴らしい。
「バレージが右手を挙げれば、副審は必ずオフサイドの旗を揚げる」とまで言われ、イタリアのリベロのポジションを実質的に確立させたのもバレージのようです。リベロの創始者、西ドイツの伝説でもある皇帝 フランツ・ベッケンバウアーとの2センターバックなんかも想像するとワクワクします。
彼の先輩でもある1982年W杯優勝メンバーのシレアも素晴らかったですが、バレージ選出となりました。
70年代、あの皇帝フランツ・ベッケンバウアーがリベロの創始者なら、その後80年代はシレアがリベロの代表。そして、バレージが90年代のリベロの代表と言えるでしょう。
ACミランでの背番号6は永久欠番になってます。ACミランやイタリア代表での貢献度は凄いですね。更に攻撃力があればベッケンバウアー以上の選手になったかもしれません。
バレージ
フランコ・バレージの守備集。
タックル、カバーリング、守備の速さ、激しさ、危険での読みの凄さ、リベロとしての攻撃参加などハイレベルで安定感のあるプレー!
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右サイドバック~カフー(ブラジル)
2002年W杯優勝ブラジル代表キャプテン。サッカーの歴史でもトップクラスのDFとしての縦に強くて、速くて、敏捷!且つスタミナ抜群の攻撃力を評価し選出。
W杯決勝で3回でプレーしてます(2回は優勝)。ど迫力のサイドバックでした。右サイドの支配者と呼ばれ守備力も高かったです。疲れをしらないスタミナを持ち、敏捷性、技巧、戦術眼を兼備。
1982年W杯の同国のレアンドロも良かったですが、カフーを選出しました。
カフーは1994年イタリアとの決勝で鹿島アントラーズでも活躍した先輩のジョルジーニョが負傷のため交代出場。それからだったと思います。
カフーが世界的な選手になったのは。カフーはペレの時代の1970年W杯の右サイドバック カルロス・アルベルトに似た印象もあります。歴史的にカルロス・アルベルト、レアンドロ、ジョルジーニョ、カフーとブラジルの右サイドバックは怪物が多いです。
W杯94年、2002年優勝、クラブでも欧州、南米の両方で優勝。
カフー
カフーの名プレー集。
走力、スタミナ、身体能力、時折見せるブラジル選手ならではのテクニックの高さ、クロスの正確性、得点力など・・・素晴らしいプレーが映し出されています。
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左サイドバック~ジュニオール(ブラジル)
このポジションはロベルト・カルロス(ブラジル)、パオロ・マルディーニ(イタリア)などがいますが、1982年はDF、1986年はMFとして活躍したテクニックを評価。
当時、世界最高のフルバックと言われて、ペレからもジーコより優れていると言われた事もあったらしい「髭のジュニオール」。
もともと中盤の選手でフラメンゴFCに移籍後DFとなり、それから更に才能が開花。日本での1981年トヨタカップではジーコと共に活躍。CKからのボールをダイレクトで合わせて25メートル前後のボレーシュートを見せてます。これは非常に見事なプレーでした(惜しくも外れはしましたが)。
1982年では黄金のカルテットの負けないテクニックを披露。
シュートも正確で豪快。ゲームの組み立ても優れてました。
守備もその読みが素晴らしかった。激しい守備も兼備。
また先を読むと言う意味では怖ろしいほどの能力があったようです、ジュニオールは・・・
FKも高レベル。
1982年W杯はDFとして攻守に活躍、1986年W杯もMFとしてのハイレベルのプレーを見せています。
2006年ジーコJAPANのスタッフとしてW杯に参加。
ジュニオール
1982年W杯スペイン大会2次リーグでの天才マラドーナを擁する(マラドーナはこの試合で一発退場アルゼンチンも負けて2次リーグ敗退と決定。失意の大会となる)アルゼンチン戦でのジュニオールの技ありゴール!
当時、ジュニオールが属するフラメンゴのチームメイト、白いペレ ジーコとの素晴らしいコンビプレー。
左サイドのジュニオールからジーコへ。
ジーコは少しためを作りながらジュニオールの位置を確認しつつ、左足(ジーコの利き足は右)の必殺のスルーパスでアルゼンチンのDFを崩す!
DFの裏に出たジュニオールは左足(ジュニオールも聴き足は右)の正確なインサイドキックでアルゼンチンの名GKフィジョールの股を抜く!
ゴール。
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以前書いたベストイレブンFW編のマルコ・ファンバステンの紹介でも少し書きましたが、1988年ユーロ決勝の世紀のスーパーボレー!
ソ連の名GKリナト・ダサエフも見送るしかなかったゴール。
角度、距離、どう考えてもゴール出来そうな距離ではないです・・・前の展開、センタリングも素晴らしいですね。
ファンバステンはワントラか!?ダイレクトでゴール前の選手に合わせるパスか!?くらいの選択肢しかない状況で・・・これです
しかもファンバステン程のスーパースターならまぐれではないでしょう!?違うかな(笑)
ボールはダサエフの頭上を越えて反対側のゴールネットへ・・・今回のW杯でもこのような歴史的な素晴らしいゴールシーンも見たいです。
次はMFとFWを書くと思います。
また書き込みます。