石仏の宝庫、当尾と加茂
”当尾”
こう書いて何と読むでしょうか?
とうお?
あてお?
・・・・?
正解は、「とうのお」です。
すぐ分かった方は、歴史に造詣が深い方とお見受けしましたが
いかがでしょう?
私も、初めてこの地名を見た時は、
読めそうなんだけど、微妙な感じでしたね。
この場所があるのは、前回お話しした
柳生から西に行った付近。
奈良の東大寺からも、約8キロの位置にあります。
当尾はもともと、塔尾という表記で
多くの山岳霊場寺院があった場所だそうです。
正式な住所は、京都府になりますが
生活文化圏は南都、いわゆる奈良の文化圏に属します。
ここにある、古刹は・・・
岩船寺 (がんせんじ)
天平元年ですから(729年)に行基が開いたお寺で、
アジサイのお寺としても有名です。
鎌倉時代の十三重石塔や不動明王の立像が残っており、
古刹としての存在感は抜群です。
>>詳しい情報はコチラからも
浄瑠璃寺 (じょうるりでら)
9体の阿弥陀様が祭られており、九体寺(くたいじ)とも呼ばれています。
藤原時代末期に建てられた、阿弥陀堂には、
秘仏とされている、吉祥天女像も安置されています。
石仏巡りのトレッキングはいかがでしょうか?
この岩船寺から、浄瑠璃寺までの約2キロの街道が
石仏巡りのコースとして、整備されています。
岩船寺から出発すれば、
終始下り坂のコースになります。
順番にいけば、
岩船寺→不動明王磨崖仏→わらい仏→からすの壺
一鍬(ひとくわ)地蔵磨崖仏→藪の中地蔵→浄瑠璃寺
というコースになります。
ここにいらっしゃる仏さまは、
・笑ったり
・怒ったり
・哀しそうだったり
・淋しそうだったり
いろんな表情を見せて下さいます。
道沿いには、野菜や漬物を販売する
無人市も何箇所かありますから、
ご家族で、尋ねてみてはいかがでしょうか?
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