ま、いわゆる寛解というのでしょう、先週の受診で、ステロイド5ミリにして、様子見ましょうと。ANCAがない、とドクターは言っていました。今後も、漸減していくらしい。

 思い当たるのですよ。この病気になった理由。フィットネスクラブが大好きで、依存していました。50代でも、汗が水たまりになるほど、スタジオプログラムに出ていました。ボクシングやステップ台を使ったもの、エアロビクス等、一日何本もやっていました。ストレスを忘れるために。この病気になった年も、秋口までやっていて、再燃しました。それが2021年の1月までです。その後は、コロナになったり、誤嚥性肺炎になったりはしましたが、ANCAの上昇はそうでもなかったようです。

 では、なぜ、ここまで沈静化したのでしょう。そう、運動しなくなったからです。正しくは、運動できなくなったからです。一昨年、8月のコロナ感染で、間質性肺炎がひどくなり、在宅酸素に。うっすら汗をかく程度の運動しかできなくなりました。これが功を奏したようです。制御しようにもできなかった運動。今は、ズンバとか10分ぐらいやったらつらくなり、あとは、適当に流しています。

 思いっきり汗をかけなくなりましたが、体の疲れはそうでもない。何の関連せいかわからないが、ANCAは沈静化した。間質性肺炎は治らない。人間の体ってうまくできている。今は、スーパーでも、明らかに自分よりずっと年を召されているおじさんにも抜かれる。早く、肺の線維化を治す、隔壁を柔らかくする薬、開発されないでしょうかね。

 少し前、姉に電話すると、コロナにかかったという話が出た。大した症状ではないというが、私にしてみると一昨年のあの記憶がよみがえる。もう嫌だ。恐ろしいという意識はないが、深層心理に恐怖があるのがわかる。いよいよ、仕事に行けなくなった。せっかう軌道に乗ってきたのに・・・。

 経済的にはかなりゆとりができた。起業時につぎ込んだ費用は半分も戻ってこないが、まあ、暮らしてはいける。なのに・・・。肝心の健康を文字通り犠牲にしてきた。少々お金があっても、健康でなければ何にも意味がない。旅行にも行けないし、着るものにおしゃれをしたって、いったいどこへ行こうというのだ。朝から、さあ出勤しよう、と思うのだが、今日もいけなかった。つらい。

 軌道に乗ったらやりたいと思っていたことがいくつもあるが、心の奥にある恐怖が引き留めてしまう。もう、頭がおかしくなりそうだ。いつ旅立ってもいいように、なんてよく軽く言う人がいるが、実際にその体験をすると・・・。よく、チキンレースのようなバンジーをやるまでにどれくらいかかるかみたいな、そんなどころではない。最近の芸能人の方々がなくなるたびに震え上がる。演歌歌手のKさんは私より一つ上。呼吸不全という言葉に目の前が暗くなった。

 この先、どうやって生きていけばよいのだろう。絶対に、また、コロナに罹患するだろう。どうなってしまうのだろう。

 月日の経つのは本当に早いですね。昨年は、12月にインフルにかかり、低酸素という事で入院してきました。

5日間でしたが。10万円が飛びました。

 不思議なことに、多発性血管炎は落ち着いています。ステロイドも6mg。でも、また、再燃するのだろうか。

 ANCAの値が悪くないので、まだまだ、様子見かと。

 在宅酸素になり、すっかり、運動をすることから遠ざかりストレスフルな毎日です。今日は、何か心臓の調子が悪く、一日。家で何もせず。やることはあるのですが。やる気が起きません。

 八代亜紀さん、亡くなってしまいました。それも、膠原病で。急速進行性間質性肺炎て、怖すぎですね。また、仕事に行けなくなりました。大きな浴場に行って、ストレス開放していましたが。いけなくなりました。インフルにかかった前日の夜に、行って、いつもは入らないサウナに入ったのです。それか。

 来週は、若いのが2週間入院するので、その代わりに現場に入らなければならない。ああ、憂鬱だ。