○平日は乗り切るものでも乗り越えるものでもない。耐えるものである。
○次の休日まであと何日かを調べ、あとは惰性で過ごす。
○かつてはその曜日のテレビ番組を楽しみにしていたが、ほとんどテレビを観なくなった現在、平日であることを楽しむ素材が一つ減った。
○学生時代までは曜日ごとに授業や講義が入っていて曜日ごとの違いがあったが、社会人になると曜日ごとの違いが減ってくる。
○場合によっては曜日の感覚を失うこともある。
○「まだ木曜日だと思ってらもう金曜日だった」ということは起こらない。「もう木曜日かと思ったらまだ水曜日だった」ということなら起こる。
○プロ野球ファンだったら、プロ野球が開幕したら仕事から帰って家に着いてからプロ野球を観戦するという過ごし方ができる可能性がある。
○なお、あまりにも忙しい働き方だと、家に着いたらプロ野球の試合が終わっていたということがある。
○もっと忙しい働き方だと、職場を出る前にプロ野球の試合が終わっていたということもある。
○JリーグやACLだと平日の試合も稀にあるので、そちらを楽しみにするという手もある。
○仕事を終えてからスタジアムに駆けつけるのを楽しみにするというのもある。
○強者になると、会社を早退する、あるいは会社を休んでスタジアムに行く者も出てくる。かくいう私もここまではしたことある。
○もっと強者になると、会社を休んでスタジアムに行くところまでは同じなのだが、そのスタジアムが国境の外にあるスタジアムであるという猛者まで現れる。
○ちなみに、我々浦和レッズサポーターの中には、6月に長期休暇を取ってアメリカまで行くのが結構いる。
○そうしたイベントを楽しみにすると平日を過ごすのはそこまで困難ではなくなる。
○ただし、それと、休日が減らされても平気であると言うのは全くつながらない話である。
○ちなみに、もっとも気分を沈み込ませるのは、直前や当日に休日を奪うこと。オフィシャルであってもプライベートであっても。

