○一人暮らしをしてすぐの頃は料理にこだわるが、そのうち、基本的には手抜き、たまに手の込んだ料理を作るという生活になる。
○コンビニで弁当を買って済ませるというのならまだいい。とりあえず栄養摂取になればいいと、牛乳などを飲むことで一食とするという生活になる。
○洗濯も当初は毎日であったのが、複数日に一回という頻度に減る。
○バスタオルも毎回洗うのではなく、バスタオルを使った後で洗濯かごに入れ、そのまま放置し、翌日の入浴時に洗濯かごの中からバスタオルを探し出して再利用する。
○洗濯乾燥機を買ったなら、洗濯かごの中身の全部と、出勤前に着ていたものを全部洗濯機に突っ込み、パンツ一丁で洗濯機を洗濯乾燥機能で稼働させ、帰宅したら洗濯物が乾いているというルーティンを作り上げる。
○マスクをして外出するのが当たり前の日常になると、ヒゲを剃らなくてもいいやと思うようになり、ヒゲを剃らずに済ませるようになる。
○浴室掃除用の洗剤を選ぶ基準が、汚れを落とすことよりも、こすり洗いをいかに減らせるかに変化する。
○住まいを選ぶ基準の中に、「ゴミの分別が細かくないこと」が加わる。
○あえて規則には違反しない。違反時の面倒くささを考えるならば、違反しない方がまだラクである。
○ルールやマナーも守る。守らなかったときの面倒くささを考えると、守らないよりも守る方が手間が省ける。
○やる気を発揮する必要はないが、やる気があるように見せることにはこだわる。なんだかんだ言って、それがもっともラクだから。
○犯罪にも手を染めず、マジメに働く。あるいは、マジメに働いている日々を過ごしていることを装う。それがなんだかんだ言って世間体を保てるもっともラクな方法である。
○外出時の格好はスーツにする。スーツならどこであっても通用する。悩むぐらいならスーツに統一しておけばそれで十分。
○自動車は買わず、外出するときは公共交通機関か徒歩。これならば交通違反に悩む必要は無くなる。
○クルマがないと生活できない場所はそもそも住まいとして選ばない。
○おかげで、周囲からはマジメに働き常にスーツを着ている社会人という評判ができあがった。
○まあ、間違いでは無い。

