○父が亡くなり、我が家に簡易仏壇が置かれ、日々線香が焚かれるようになり、改めて発覚した事実。線香アレルギー。
○もともとタバコもダメだったのだが、タバコだけでなく線香の煙もダメだと判明し、内科に駆け込んだ結果、ゼンソクの発作が起こっているとの診断が降りた。
○そして、気管支拡張薬の世話になることになった。
○この気管支拡張薬。ゼンソクの発作時に詰まってしまった気管支を強引に拡げる効果があるのだが、副作用として、動悸がやって来る。
○寝る前に呼吸を楽にしようと気管支拡張薬を使うと、動悸の治まらない状態で横になることとなる。これはそう簡単に眠れない。
○だったら気管支拡張薬など使わないほうがいいじゃないかと思うかも知れないが、それはできない。何しろ息苦しいままなのだ。
○息苦しくては眠れない。呼吸を楽にしようとすると動悸に襲われるが眠れる可能性がある。この二択である。
○自宅に正式な仏壇がやって来ると簡易仏壇から正式な仏壇となるのだが、そのときに線香も買えようと考えている。今のところは葬儀会社から提供された線香を焚いているのだが、四十九日移行は線香も新たな物に交替させる予定である。
○ちなみに、仏具店の担当者に自分の症状を説明したら、それにあった線香が仏壇搬入時に我が家にやって来ることとなった。
○さて、「提供された」とか、「やって来ることとなった」とか記したコトについて疑念に思った人はいるのではないであろうか？ 「買った」ではないのかと。
○実際には買ったのだが、線香を単体で勝ったのではなく、前者は葬儀に際して葬儀会社に支払った諸々の金額に含まれていて、後者は仏壇購入時の諸々のセットの中に含まれているのである。
○なので、今のところは線香を単体に購入しているわけではない。仏壇搬入時の線香が使い終わるのに合わせて、アレルギー対応の線香を追加発注するすることになるであろう。
○そうしないと動悸に苦しむか、あるいは喘息発作に苦しむかの日々となってしまうのだから。
