辞典(かんき~かんき) | Short+α

Short+α

「日本史の教科書のスタートが2万年前だとして、そのうちのおよそ1%、ここ2000年の記述はどれだけある?」
「そりゃあ、教科書の大部分だろ?」
「ダウンロードが99%完了しているのに残り1%がなかなか終わらないという現象は、それだ」

【環境設定】(かんきょうせってい)
PCやソフトウェアで、使いやすい利用環境にするために様々な動作や表示について調整することで、このクセは個人差が大きく一様化できない。

 

【環境対応車】(かんきょうたいおうしゃ)
いわゆる「エコカー」のこと。環境に優しいことよりも、環境に優しい自分に酔いしれることが購入者の主目的である。

 

【環境大臣】(かんきょうだいじん)
国務大臣の一つで、省庁再編前は環境庁長官であった職務。省庁再編前にこの名称が登場するのはフィクションの世界の未来世界の様相のみであった。まさか現実になるとは思えなかった。

 

【環境庁】(かんきょうちょう)
公害を防ぎ、自然環境の保護および整備、そのほか環境の保全に関する行政を総合的に担当した中央行政機関で、昭和46(1971)年に総理府の外局として設置し、平成13(2001)年に省へと改組された。高度成長期の人はまさかここまで巨大な省庁になるとは夢にも思わなかったであろう。

 

【環境認証】(かんきょうにんしょう)
第三者である審査登録機関が企業の環境対策方式を規格に従って審査し認定することで、大企業には国際規格ISO14001が、中小企業には国内版規格がある。後者はまだ簡易だが、それでも担当者はとても面倒くさい。

 

【環境白書】(かんきょうはくしょ)
環境省の発表する報告書で、地球温暖化や砂漠化など地球環境に関する問題とそれをとりまく経済活動の状況などについてまとめたもの。もっと重要視されてもいいのに、内容を見ても納得の内容なのに、環境問題にうるさくて上から目線で講釈を垂れる人ほど目を通さない。

 

【勧業博覧会】(かんぎょうはくらんかい)
産業を奨励し振興する目的で開く博覧会で、この時点では「やがていつかはこんな未来になるんだろうなぁ」という感情に包まれるが、いざ実用化されて実生活に溶け込んでいくと、いつの間にか使いこなせない自分が時代遅れであると自覚させられる。

 

【環境曝露】(かんきょうばくろ)
作業環境や生活環境において、肺、口、皮膚などから化学物質・放射線・電磁波・紫外線などが体内に取り込まれること。個人的には、何よりも先にスギ花粉を問題視すべきではないかと考える。

 

【環境ビジネス】(かんきょうびじねす)
自然環境の汚染防止や、資源の有効利用、新エネルギーの開発、廃棄物の再利用などに役立つ製品やサービスを提供する事業で、事業として成立するぐらいの需要を生み出すには、消費者の側の環境意識の醸造が必要となる。

 

【環境負荷】(かんきょうふか)
人の活動が環境に与える影響で、それによって環境の保全に支障が生じるおそれのあるものをいう。排気ガスなどがこれに該当するが、人間によって植樹されたスギの生み出す花粉のほうが大問題ではないかと個人的に強く訴えたい。

 

【環境負荷物質】(かんきょうふかぶっしつ)
環境負荷の原因となる物質。特に、人の健康や生態系に有害な影響を与えるおそれのある物質の総称で、これを無くせば理論上ではあるが環境問題は好転するものの、実際にやったら数千から数万規模の失業者が出る。

 

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