辞典(かんき~かんき) | Short+α

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1991年6月3日のことをひた隠しにするマスメディアに、1989年6月4日のことを追求する資格はあるのだろうか?

【緩急】(かんきゅう)
差し迫った事態。こうなっているという理由で働いている家族を呼び出す場合、相手が快く応じていると思ったら大間違いである。少なくとも私は何度か親にブチ切れた。

 

【緩球】(かんきゅう)
野球でゆるく投げた球。スローボール。見ているぶんには「なんで打てないんだよ」となるが、プロ野球選手が打てないと言っているのだから、打てない。

 

【乾球温度】(かんきゅうおんど)
乾球温度計が示す温度。つまり普通の温度。

 

【乾球温度計】(かんきゅうおんどけい)
乾湿球湿度計についている二本の温度計のうち球部を湿布で包まないほうの温度計。つまり普通の温度計。なんで二本なのかというと、もう一本は先端を湿らせていて、大気中の湿度が一〇〇パーセントなら気温がどれだけ下がっているかを測っており、この二本の温度計の気温差で湿度を測るようになっている。

 

【緩急記号】(かんきゅうきごう)
楽曲の演奏速度をゆるやかにしたり速くしたりすることを示す記号で、rit.(次第に遅く)やaccel.(次第に速く)などの種類がある。一見すると記号というより英単語じゃないかと思えるが、これは英語ではない。

 

【緩急車】(かんきゅうしゃ)
事故などに備えて車両の一部に手動の制動機などを取り付けた客車や貨車のこと。列車の最後尾などに連結しているが、ここが活躍するというのは喜ばしい事態ではない。

 

【汗牛充棟】(かんぎゅうじゅうとう)
引くと牛が汗を流すほどの重さ、積むと家の棟に届くほどの多さの意から転じて、蔵書が非常に多いことのたとえ。また、多くの書物。我が家はまだまだここには遠い。

 

【官許】(かんきょ)
政府が特定の人や団体に特定の行為を許すこと。また、その許可。これを得た瞬間は苦労の成就を痛感して脱力するという。

 

【閑居】(かんきょ)
世俗を逃れて心静かに暮らすこと。また、その住まい。老後はこのように過ごすと考える人は多いが、その人の世話を誰がするのかという視点が抜け落ちている。

 

【閑居】(かんきょ)
暇でいる。何もしないでぶらぶらしている。用件を言いつける相手を勝手にこうだと決めつけて命令するのがいるが、そのような相手に対しては無視を続け、ジャマされたら「話しかけるな!」、それでも用件を言いつけられたら「無理!」「できない!」と断固拒否することで問題が解決する。

 

【函渠】(かんきょ)
横断面が四角形の地下水路。踏み外してここに足を突っ込んたとき、靴を汚すだけならまだマシ。酷いときは骨折する。

 

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