○明日、明後日と、大学入試共通テストが実施される。
○その前日である今日、受験生に向けて最後の確認を記しておく。
○明日の交通事情に不安があるなら、今のうちから受験会場近くに泊まり込んでおく。ホテルがないならネカフェでもいい。
○試験会場に早く到着したからといって何かしらのペナルティがあるわけではないが、間に合わなければ無条件でアウトだ。
○無駄な足掻きだと考えても構わないから、最後の最後まで参考書やノート、単語帳に目を通し続けること。試験官から参考書等をカバンにしまうように指示が出るまでは、参考書等に目を通してもいい。
○カバンにしまうときに参考書を閉じる必要はない。開きっぱなしのままカバンにしまい、その様子を目に焼き付ける。そのときに開いていたページの内容が試験に出る可能性はゼロではない。
○わからなくても何かしらの答えを埋める。何か書いておけば正解する可能性があるが、何も書かないのは無条件で不正解となる。
○試験会場に行くまでや、試験会場内、そして、一日目の試験終了後は受験のことだけを考え、参考書等に目を通すか、単語帳を開くか、ノートを読み直すかのいずれか以外の行動は不要。
○話しかけられても無視しろ。考えるべきは試験問題のことだけでいい。
○カメラを構えてインタビューなどをしてくるのがいるが、無視して結構。相手にする価値はない。しつこく食い下がってくるのがいるなら動画に撮って試験終了後にネットに晒してやればいい。
○薄情と貶されようと、他人はどうでもいい。自分のことだけ考えればいい。
○家族や親戚、知人や友人から呼び出されるようなことがあるなら問答無用で断れ。一番大切なのは自分の将来。
○それは、家族の入院先呼び出しや救急搬送とて例外ではない。「誰かが付き添わなければならない」という状況が訪れたとしても、そこでいう「誰か」とは自分のことではない。
○こんな試験に何の意味があるのかなどという根源的な疑問を抱くのは勝手だが、そのような疑問を抱く者を世間は何ら評価しない。世間が評価するのは「こんな試験」を乗り越えた者だけである。