偉大なる皮肉・FX申し込み編 | Short+α

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新しいアンパンに変わるときにそれまでの記憶を全て継承するのか否かの疑念に対するヒントは、たいやきが「毎日毎日僕らは鉄板の」と集合知を唱えていることにあるのではなかろうか。

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○「ネットで完結 お申し込みは約5分」ということは、申込者の査定がかなりいい加減だということ。悪意の第三者が申し込んだ場合のセキュリティに不安がある。


○「お客様がお預けになった証拠金以上の損失が発生するおそれもあります」というのは、ロスカットの機能が不充分だということ。まともなFX会社なら、証拠金以上の負担を強いるところまでロスカットを発生させないことなどあり得ない。


○レバレッジ400倍まで可能ということは、2.5銭の値下がりで損が発生するということ。


○10万円を預けてレバレッジ400倍でドルを購入した場合、1ドルが90円から89円になったとき、証拠金の損失に加え30万円の負債を抱えなければならなくなる。


○これが10万だから30万円の負債で済む。100万円だと300万円の損害が生じる。


○FXで破産した人など珍しくもない。


○「契約締結前交付書面や約款等をご熟読のうえ」とあるが、わざと解りづらく書いてあるそんな物はそう簡単に読める物ではない。


○「当社では、取引手数料、口座維持手数料を無料としております」と書いてあっても、取引手数料まで無料なわけではなく、結構かかっている。


○資産保全の仕組みを用意するのはFX会社なら当然。わざわざ大きく書くほどのことではない。


○「諸費用等については別途掛かる場合があります」と書いてあるが、その具体的な費用は書いていない。


○FXのもう一つのメリットであるスワップポイントが大書きしていない。現状の金利情勢ではマイナスになることが多いからだろう。


○「当社、ならびに当社が注文を発注するカバー先金融機関等の信用状況の悪化により、お客様が損失を被ることがあります」の記載も小さい。


○FXに手を出すかどうかは個人の自由。私はここでのFXに手を出さないあ、それはあくまでも私の意見。


○いま申し込むと、抽選で50名にポメラがついてくる。たしかにiPhoneでの文章入力は面倒くさいが、ポメラ目当てで申し込む人が果たしてどれだけいるやら。


○さあ、宣伝してやったのだから何かくれ。できれば現金希望。

この世でいちばん大事な「カネ」の話/西原 理恵子
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