偉大なる皮肉・冬の旅編 | Short+α

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新しいアンパンに変わるときにそれまでの記憶を全て継承するのか否かの疑念に対するヒントは、たいやきが「毎日毎日僕らは鉄板の」と集合知を唱えていることにあるのではなかろうか。

冬の旅、どこ行きたい? ブログネタ:冬の旅、どこ行きたい? 参加中
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○旅に出たあとで、着るものが余ることと所持金が足りないことに気づく。


○予定通りに何もかもうまくいくとは限らない。予備のない予定は一度破綻するとどうにもならなくなる。


○道路には渋滞がある。電車には遅延や運転中止がある。飛行機や船には欠航がある。


○テレビで見る美しい冬景色には、現実には感じずにいられない寒さがない。


○着いた先が思ったとおりではないという感情を抱くのは勝手だが、そこにあるのはそこに住む人の現実の暮らしであって、観光客の空想ではない。


○冬ならではの旅で求める場所に都会の便利さはない。しかし、その不便さを喜ぶのは観光客だけ、実際にそこで暮らしている人が望んでいるのは都会の便利さを手にすることである。


○冬を彩る風景を喜んで受け入れていられるのはせいぜい訪れてから一時間程度。何の変化もないとそのうち飽きてくる。


○地元の名物料理イコール地元の常食ではない。


○その地方ならではの変わった風習の中には、ありもしないのに旅行業者が勝手に考え出したものもある。


○冬の旅に出会いを求めても、結果は春夏秋と同じである。


○冬の旅には受験による試験地への移動も含まれる。そして、合格すると旅行ではなく日常の移動となる。

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