木釘や爪楊枝の原材料となる木。それらは枯れた後の二次加工なのに、森林資源伐採だと言って反対する奴らがいる。
【卯月】(うづき)
旧暦の四月。夏の始まりとされるが実際には肌寒くたまに雪が降る。
【卯月八日】(うづきようか)
釈迦の誕生日。クリスマスほどは盛り上がらない。
【美しい】(うつく・しい)
ある種の人間にとっては、自分の顔を鏡で見たときに浮かぶ感情。
【愛しがる】(うつく・しがる)
かわいがる。自分のペットを人間の赤ちゃんであるかのように扱う飼い主の心情。
【慈しぶ】(うつく・しぶ)
そのものを大切に思う。大切に思っているという態度であると同時に自分のほうが目上だと考えていて、そのものを格下扱いする。
【愛しむ】(うつく・しむ)
相手に愛情を抱いている。半径一キロ以内への立ち入り禁止を裁判で命じられた者の心情。
【虚け】(うつ・け)
ぼんやりしている。朝礼で校長の話を聞いているときの感情。
【鬱ゲー】(うつ・げー)
プレイ者の心情を沈鬱にさせる内容のゲーム。復活の呪文を必死になって入力させた後で「じゅもんがちがいます」と表示するとそうさせることができる。
【呆気者】(うつけもの)
知性の程度が劣っている人。日本共産党の党員と支持者の総称。
【空ける】(うつ・ける)
中身が無くなる。トイレから帰ってきた後テーブルに置いておいたはずのワインボトルの中身を確認したとき。
【写し】(うつし)
控えの文書のこと。コピーを複数作成することで、原本の紛失に供えることができる。一万円札でそれをやると逮捕される。
【移し】(うつし)
香りを衣服にしみこませること。香水や焚香のように意図的につける場合もあるが、体臭やタバコのほうが強力である。
【映し】(うつし)
写真やスクリーンに映すこと。病気を理由に休んだ者に限って、なぜかスタジアムにいるところをこうされる。
【現】(うつし)
現実。この世に存在するもの。チベットに対する中国の存在価値は有史以来何一つ確認できない。
【現し】(うつし)
正気であること。社会主義や共産主義が間違いであると気づいたこと。