偉大なる皮肉・資格編 | Short+α

Short+α

新作公開
https://amzn.to/446DlZF

○資格を取るのに必要なのはその資格を取れるだけの実力である。

○資格を取った瞬間に生活が180度変化するようなことはない。今までの生活に上積みされるだけである。

○努力せずに手に入るような資格は価値がない。

○カネを積めば手に入るような資格はもっと価値がない。

○しかし、もっとも価値がないのは、技術の進歩や法律の改正で、資格が無くてもできるようになった仕事の資格である。

○資格がなければ就けない仕事は尊敬される。ただし、努力しなければ手に入らない有名な資格に限られる。

○資格がなければできない仕事に就いている人間にとって重要なのは、資格を持っていることではなく、その仕事をしていることである。

○資格を持っていることと有能なこととは必ずしも一致しない。しかし、「資格は持っていないが自分は有能だ」という人間を社会は評価しない。

○資格を持っていると就職に有利だとの声は聞こえる。

○その一方で、資格にだまされた人事担当者の嘆きも聞こえる。

○たまに、わけのわからない資格でもって人事担当者に売り込みを図るのがいる。