○十代のうちは夢を持て。二十代に入ると現実を知り、三十代で現実に入り、四十代で現実を動かし、五十代で現実からつき飛ばされ、六十代以降で再び夢に入る。あとは夢の世界に戻るだけだ。目覚めることもないし。
○徹夜で勉強すると試験中に寝る。
○鉛筆は間違った答えが出るよう転がるように設計されている。
○テストの答えは回答用紙を提出してから思い浮かぶ。
○英語の試験がある日は、同時に数学の試験もある。
○テストの最終日はテストのことを考えない。
○学校を休んでも、家庭訪問はある。
○仕事先に休みを取って家庭訪問に備えると、教師は風邪をひいていて家庭訪問が延期される。
○学生時代に得たもののうち、実生活で役に立つのはコネだけである。
○学生時代に英語の成績がよくても、英語は話せない。
○学生時代に数学の成績がよくても、実生活では算数しか使わない。
○学生時代に国語を勉強しても、現代文はともかく、古典は全く役に立たない。そのため、あらゆる家庭で古語辞典は本棚の飾りに終わる。
○あるいは机の上に置かれたまま開かれない。