第29回明石原人まつり | Tree Topの魔女たち

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JR大久保駅前にあるちょっとだけスピリチュアルな喫茶店Tree Topに集まる魔女たちのブログです。

1週間前は、まだ暑かったのでございますが、突然のように秋がやってまいりました。

もう、長そでをお召しになられている方も多いのではございませんでしょうか…

もちょいと緩やかに変わって行ってほしいものでございます。

 

で、暑かった1週間前、4年の沈黙を破り、遂に第29回明石原人まつりを開催することができましてございます。

この間、なんもしなかったわけではございません。

毎年、やる気になって、どうしたら開催できるのか、策を巡らせていたのでございますが、何と申しましてもお越しいただく皆さまがあってこその開催でございますので、例の流行り病の風の中ではどうにも喜んでいただけないと判断し、まぁ、いつになったらできるねん!と小さく舌打ちなどしながら、この機会を待ち続けていたのでございます。

この数年は、八木遺跡公園で2日間開催しておりましたが、あの感染症のあおりで休止しております間に、いつも駐車スペースとしてお世話になっておりました学校の職員さま方がゴロっと入れ替わられ、「え?原人まつりって…なんですのん、それ…」というところに戻ってしまいました。

ただでさえ、一時の勢いからは人数も減り、高齢化してきた実行委員会に、一から説明申し上げ、説得して、ご協力いただける状態にもっていくのは、かなりの難題でございまして、ん~、それならばできる規模で、できる場所で、できるように…と考え、毎年、江井ヶ島海岸まつりでお世話になっておりますながさわ明石江井島酒館さまにご協力を仰いだわけでございます。

第一の意図は「継続」でございます。

まずは復活させること…その先のことは、改めて考えることにいたしました。

ながさわさまでは、4月に江井ヶ島海岸まつり、7月に江井ヶ島ブルーグラスフェスを開催させていただいておりますので、明石原人まつりは、異例の10月となりました。

結果的には、気候もよく、さらに少々曇り気味でございましたので、ご覧になられる皆さま方にも過ごしやすいイベント日和となりました。

 

 

4年ぶりではございましたが、原人まつりでは「原人」の衣装を!という「伝統」は忘れられずに受け継がれておりまして…

 

 

この日のために、と気合の入った原人の皆さまがステージを賑わせてくださいました。

 

 

太鼓まで原人でございます。

 

 

今年の春、明石で初めての女性市長が誕生し、忙しい中、ご挨拶だけに駆け付けてくださいました。

 

 

会場に出店しておられたクラフトまるしぇも、短い時間ながら楽しんでいただき、明石の文化遺産である「明石原人」をキーワードにしたおまつりを、身近に感じていただけたと思います。

 

 

サラも「東播雀P」で歌わせていただきました。

 

 

いつもいろいろ工夫してご出演いただいているT-timeさまは、さわやかな緑の衣装に、原人を加えてくれました。

 

 

明石愛を全身で表現しておられるのは、くれよんのーとさまでございます。

原人に加え、鯛と蛸…歌っていただいたオリジナルソングには、江井ヶ島自慢のひねぽんもございました。

 

 

今回もMCの相方さまは、カバ子さまでございます。

そして、PAのご担当は、いつもの岡田さんではなく、川島さん…

ヒルズフィールドエンターティメンツの岡田さんの都合がつかず、急遽、岡田さんの代わりに休日返上で出てきてくださいました。

原人まつりには、岡田さんの作詞作曲で「原人サンバ」というオリジナル曲がございます。

もう一曲「ごちそう」というタイトルで、サラの作詞、岡田さんの作曲のオリジナルもございます。

かれこれ10年以上は経っていると思うのでございますが、5年ほど前、岡田さんがこの2曲をきちんとしたアレンジをお願いして、一人前のCDにしたいと構想されました。

そのアレンジをお願いした先が川島さんだったそうで…それなりに思い入れを持っていただいていたのは、縁でございます。

 

 

原人まつりと言うからには、原人についての啓蒙活動は必須でございます。

毎回、明石文化博物館から稲原先生に「原人体験」と「古代学講座」のためにお越しいただいております。

原人体験は、石器づくりと勾玉づくり、火おこしなどでございます。

石器は、サヌカイトという石を使って、矢じりを作る体験をしていただけます。

勾玉は、原人の時代とは違いますが、まぁ、古代というくくりで、おおらかに受け取ってください。

火おこしは…いろんな方法がございますが、なかなか技術のいるもので、できるようになりますとこれは面白く、いざと言う時、役に立つ知識でございます。

お子さま方が、モリモリとご興味を持っていただいた様子、これは嬉しいことでございました。

 

 

夏のブルーグラスフェスがご縁で、このところ仲良くさせていただいている江井島のスープ屋さん、Einoさまのトムヤム冷麺は、皆さまに大好評でございました。

Einoさま、他にもタコのクラムチャウダーやクラフトコーラ、この日はなかったのでございますが、東ティモールのアイスカフェオレなど、ほんとに美味しいものをご提供いただいて、ああ、いいご縁だったとつくづく感じております。

 

 

いつもより大幅に規模縮小となりましたが、子どもたちのダンスもあって、それなりにご来場いただけました。

 

 

ダンス大人チームも楽しそうでございます。

 

 

こうして「久しぶりやね~!」と言いながら、集まって、そのことを喜んで、元気になって、「ありがとう」って言われますと、イベントの意義はそこにあるねんなぁ、と感じます。

 

 

イレギュラーな秋の原人まつりではございましたが、こうして無事に終了できましたこと、ご協力いただいた皆さまのおかげさまに他なりません。

来年は、いよいよ30回目の節目でございます。

どうか皆さま方が望んでおられる形で開催できますように…

 

ご参加いただきました皆さまに、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。