これは「ガイアの法則」という2010年1月に出版された本です。
著者は千賀一生(ちが かずき)さんと言います。
この本に、タイトルの内容が書かれているのです。
話は、千賀さんがイラクに行って体験したことから始まります。
本には、これはファンタジーだと理解してくれ、と書かれています。
絵空事と鼻で笑う向きもおられるからでしょう。
それは、それです。
イラクは、世界最古の文明といわれるシュメール文明の発祥地です。
そして、千賀さんはそのシュメールの神官のメッセージを聴くのです。
シュメールの神官は、地球の文明にかかわるある法則を教えます。
それは、1600年に、22.5度ずつ文明の拠点が移動していく というものです。
この1600年は、東回りと西回りが交互にくりかえされます。
そして、1600年を1サイクルとするので、サイクルにはピークができます。
それが半分の800年です。
つまり、事実としては800年ごとに文明の中心が西と東の交互に発達していくのです。
近いところからいえば、今から1600年前の世界文明の中心は唐(中国)でした。
800年前はロンドン(イギリス)です。
千賀さん(っていうかシュメールの神官)は次の文明の中心は、この法則によると東経135度の日本だというのです。
つまり、明石・淡路だと。
その兆しとして、1995年の地殻変動…阪神淡路大震災があったって。
文明の中心…しかも、世界レベルの…って、今の明石や淡路からは想像もできません。
でも、シュメールもメソポタミアも唐もロンドンも、同じように世界の中心になる前はそんなことが想像できるような土地ではなかったのだそうです。
地震はその始まりを告げるものだっていうわけです。
あ、でも、これから800年の間にってことなので、今年や来年にどうこう変わるというような、せわしない話ではありませんから、その点は大きな視点で受け止めてくださいね。
そして、ここからはサラの私見です。
新しい文明が本当におこるなら、その文明はおそらく、縦割りの文明ではないだろうと思います。
みんな対等で、得意とする分野の役割を担う社会だろうと思います。
そして、そうだから、お互いを承認し合い、個人は個人の喜びのために力を発揮することで、社会に貢献する成果を生み出し、そのことについて、結果はあったとしても、自ずから報酬を要求することはない社会だろうと思います。
だって、自分の喜びのためにすることなので、辛抱したことへの対価ではないからです。
おおざっぱな表現なので、細かいツッコミはしたくなるかもしれませんが、まずは大きく受け取っていただくのがいいかと思います。
まぁ、なんといっても「私見」なので…。
えーっと、千賀さんも(シュメールの神官も)、今後 日本がこの期間に首都を「135度」範囲に移すことができれば、日本は飛躍的に発展を遂げるだろうといっていますが、幾分 アローワンスはあり、いわゆる関西圏のような表現をしています。
ただ、やはりそのときのエネルギーの中心は135度ポイント 明石・淡路であることに変わりはないようです。
もし、ご興味があれば、読んでみてください。
なかなか面白いですし、知ってて損にはなりません。