文部科学省はプログラミング教育を実施する理由を次のように述べている。
『情報社会の進展の中で、21世紀型スキルにも掲げられているような、論理的思考能力の育成と情報技術の活用に関する知識や技術の習得』
(文部科学省『諸外国におけるプログラミング教育に関する研究調査』)
このように、文部科学省が述べるプログラミングを学ぶ意義は、
「論理的思考力の育成」「情報技術の活用に関する知識や技術の習得」の2つである。
後者については前回の記事で扱ったので、まだ読んでいない方はぜひ読んでいただきたい。
今回は「なぜ論理的思考力はプログラミングで育成できるのか?」について取り扱いと思う。
本題の前に、そもそも「論理的思考」とは何か...?
簡潔に言えば、
物事を体系的に理解し、矛盾なく筋道立てる思考のことです。
これはビジネスの世界から日常まで至る所で求められ、
確実に全ての人に必要な能力と言っていいだろう。
では、なぜ論理的思考力はプログラミングで養うことができるのか?
それは、自分の思い描く一連の動作をプログラムするためには、1つ1つの動作に対応するコードを適切な順序かつ適切な組み合わせで書かなくてはならないため!
コンピュータは人間とは違い、人の指示の意図を察するということができず、論理的な指示が必要不可欠なのです。
つまり、プログラミング自体が論理そのものであり、学習を繰り返すことで論理的思考力を養うことができます。
また、プログラミングでは論理の破綻をエラーとして可視化できるのがとても大きなメリットである。
学習をしていると必ずエラーが出て正常に動かないことがあり、その度に論理が破綻しているところを探し、修正する。
この失敗と修正の繰り返しが、必ず論理的思考力、さらには問題解決力を養うことになります。
このような、エラーが生じた原因をひたすら考え、さまざまな方向からアプローチすることで解決していくという経験は非常に価値があり、その機会を増やすためにプログラミングを学ぶことはとても有意義である。
しかし、エラーの原因がわからず諦め、挫折してしまうことは少なくない。
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ご精読ありがとうございました。
東京工業大学B3/Treelight代表 政野