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今回は野球漫画『十五野球少年漂流記』に登場する「若林耕一郎」の再現選手です。
※この記事には『十五野球少年漂流記』(特に10~13話)のネタバレが含まれていますのでご注意ください。
『十五野球少年漂流記』「若林耕一郎」とは?
『十五野球少年漂流記』は白井三二朗氏が「サンデーうぇぶり」に連載していた野球漫画。物語の舞台となる100年の歴史のある女子高「博愛学舎」は生徒数確保のため共学化を決断。その目玉施策として野球部発足を掲げ、他校で監督として春夏合わせて22回の甲子園出場と全国制覇の経験がある指導歴30年以上のベテラン大倉祐一氏を監督に招聘するも、野球部発足の4か月前に大倉氏は病気により帰らぬ人となる。しかし、博愛学舎は保護者説明会で予定通りの野球部創設および大倉と選手のスカウトを行っていた社会科教諭「若林耕一郎」の監督就任を発表。だが、若くて指導歴もない若林が監督を務めるに対して保護者から「素人監督で大丈夫なのか」と疑問が呈される。そうした意見に対し若林は、大倉から生前託された膨大な野球ノートの存在を示し「ここには様々な戦略や皆さんのお子さんに向けた指導法がぎっしり書き込まれています。これがあればご心配に及びません。このノートを使って大倉野球を再現する」と保護者を説得。こうして無事野球部は創設された・・・が、実はそのノートに書かれた大倉の字は達筆?すぎて全然読めない状態で若林はノートの解読に頭を悩ませることに。こうして部員14人+監督1人、15人の漂流記がはじまった。
若林耕一郎の作中での活躍
選手(高校・大学)時代の若林の情報は以下のとおり
・県立大屋山高校ではワインドアップが美しいエース投手。県大会でベスト4に進出するも強豪の東王に敗戦(1話)。
・高校時代の対洋南戦での打順は7番(10話)。
・北関東大学野球連盟の公式戦で勝利経験がある(9話)。
また、10~12話で部員を相手にした延長タイブレーク方式かつ各打者1ストライク状態から開始のミニゲームに登板した際は三振と内野ゴロのみに抑え無失点投球。さらに、12話でピッチトンネルを駆使していたことが明かされた。
選手能力・パワナンバー
上記の活躍をもとに再現選手を作成(緑特能なし)。
パワナンバー:11900 10198 40517
■プロフィール
年齢:具体的な年齢は不明だが、見た目や若くて指導歴がないこと、10話での登坂の際に「本気のマウンドは何年ぶりだろう」とあることから、25~27歳くらいが妥当と判断。
出身:若林で出身高校名である「大屋山」は群馬県の山。1巻の部員プロフィールでも七日市出身者が複数名いるため群馬県と考えて良さそう。
投球フォーム:10~12話ではタイブレーク方式のため常にセットポジションで投げていたが、1話での大倉氏の発言からワインドアップに設定。
■基礎能力
球速:具体的な球速は不明だが、部員が「130キロ半ばあるかな」と発言(10話)。
コントロール:作中で四球を出している描写はないが、各打者の反応を見る限りコースは甘め。これはあえて甘いコースに投げて打ち取る省エネ投球だった可能性が高いが、ブランクも考慮して低めに設定。ただもう+1してEに乗せても良かったかもしれない。
スタミナ:高校時代は県大会で完投していたようだが、ブランクを加味して低めに設定。
変化球:10~12話で投じた変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーク。そして最も多投し近田が「決め球だろう」と語っていたスライダーと近田相手に切り札として投じたフォークを変化量2に。カーブは若林が駆使したピッチトンネル理論との相性が良くないため、今回は若林の特徴を表現する観点からオミット(4球種だとペナント的に強すぎますしね)。
■特殊能力
回復F:ブランクがあるため低く設定。若林自身「本気のマウンド、何年ぶりだろう」と思いながらマウンドに立った(10話)。
キレ○、リリース○:ピッチトンネルを駆使していたことから付与。多くの部員がスライダーをストレートと判断しているため、変化球のキレがいいと判断。
緩急○:力ではなく技や頭脳で抑える投球スタイルを表現したかったため付与。しかしピッチトンネルと相性が良くないカーブをオミットしたため、よく考えるといらなかったかもしれない。
ゴロピッチャー:ゴロアウトが多かったため。
奪三振:ミニゲームのアウトは三振と内野ゴロばかりだったが、奪三振の要素はキレ○とリリース○だけあれば十分であり「奪三振」まで付与するのはオーバースペックと判断して見送った。
■野手能力
作中での判断材料はほとんどないに等しいため適当。少なくとも高校時代に上位打線を担っていた描写や情報はないため、打撃は得意ではないと思われる。
■その他
成長タイプ:普通
パワター:割と雰囲気は出ているんじゃないかと思うため、納得の出来栄え。
以上『十五野球少年漂流記』の若林耕一郎の再現でした。
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