今回は野球漫画『タッチ』に登場する「吉田剛」の再現選手です。

※この記事には『タッチ』(特に13巻と19巻)のネタバレが含まれていますのでご注意ください。

 

 

 「吉田剛」とは?

9巻88話で登場する達也のクラスメイト。89話で野球部に入部。当初は達也に憧れて飼っている犬の名前を「タツヤ」に改名したり、家に達也の投球姿をポスターにして貼ったりしていたが...新田との一打席勝負で勝利したことで達也をライバル視するように。さらに新田率いる須見工との練習試合で5回まで無失点に抑えるも、6回で外野に回されたことやリリーフ登板した達也に注目が集まったことに納得がいかず、エースの座を奪うべく監督に「エース決定戦」の開催を提案。しかし父親の仕事の都合で急遽南米へ引っ越すことに。結局エース決定戦が開催されることなく吉田は明青野球部を去っていった。

そして吉田は物語から完全に姿を消した...と思われたが、3年時夏の地方予選3回戦で明青高校の対戦高校の投手として再登場。序盤は明青を苦しめたものの、結局打ち込まれ大敗を喫することとなった。

 

 

 吉田の作中での活躍

主に吉田の活躍が描かれているのは122~130話と183~188話。また、甲子園準優勝校の新田から「勢南の西村のいいライバルになるだろうよ」(113話)、「いいピッチャーだぜ、あいつ。うちの打線でも相当てこずるよ」(124話)、地方予選3回選では「少なくとも去年までの明青にはがされるようなメッキじゃなかったはずだ」(188話)と、一定の評価をされている。

 

 [練習試合]※122~130話

 

・5回無失点、4奪三振、無四球

・打者としては4打席連続三振

 

 

[3年時夏の地方予選3回戦]※183~188話

 

・打者として9番として出場。しかしバットにボールを当てている描写はない。

 

 

 能力・パワナンバー

上記の活躍をもとに再現選手を作成。主に地方予選3回戦での描写を参考に能力を決めました。緑特能は「チームプレイ×変化球中心」。

 

パワナンバー11500  50117  43553

 

■プロフィール

出身:物語の舞台である東京都に。ちなみに明青や須見工などが属するのは東東京(最終話)。

背番号:地方予選3回戦の「13」に。

装飾品の色:グラブはアニメでのカラーを参考。

投球フォーム:ワインドアップ(122話、184話)。

打撃フォーム:オーソドックスなフォームに見える(129話、188話)。

※90話時点では投球フォーム、打撃フォーム、守備、ご飯の食べ方まで達也とそっくりとのこと。

 

■基礎能力

球速:作中での言及がないため、なんとなくこれくらいだろうと予想。

コントロール:作中で四球を出している描写はないため、制球はかなりいいと判断。

スタミナ:完投経験はないためC未満が妥当と判断。 

変化球:勢南の西村を真似たカーブは確定。西村にも「変化球はこのオレのコピー」と言われた(188話)。また、新田との一打席勝負で披露した落ちる球があり、チームメイトは「えらくおちたな、フォークじゃねえか?」と述べていた(112~113話)

 

■特殊能力

対ピンチE:須見工との練習試合の4回(125話)と地方予選3回戦の7回裏(186話)のピンチの場面で抑えているが、同8回裏に連打を浴びてコールド負けした描写(188話)を優先。メンタルの弱さを表現したかった意図もある。

打たれ強さG:作中で度々出塁を許して動揺する場面が見られるため。ただ、動揺しながらも抑えている場面(186話)があり「ガラスのハート」を付与するほどではないと判断。

ノビB:ストレートは達也のコピーとのこと(188話)。達也のパワプロアプリでのノビが「怪童」であるため2段階下げた。

回復E:高校1年の秋になって野球を始めたこと、達也が真似ていた和也のトレーニングを吉田は放り出したことから平均より体力面は劣ると判断。

緩急○:地方予選3回戦では変化球をかなり多投しているため「変化球中心」だけでも良かったが、イメージを優先して付与。

打球反応○:上杉の強烈なピッチャー返しを捕球(186話)。

回またぎ○:地方予選で1、2回戦にリリーフ登板し4イニングをノーヒットに抑えている(183話)。計算上確実に回またぎをしており、その上でパーフェクトに抑えたということなので、付与が妥当と判断。

一発:1試合で松平を含む2人から被本塁打(187話、188話)。

チームプレイ×:監督やチームメイトに対しって横柄な態度を取っていたためキャラ付けに付与。部員からも「態度がでけえぞ!」と言われている(184話)。

変化球中心作中で変化球を多投しており、西村にも「あの程度の変化球投手…」と言われている(127話)。

 

短気:内野手と上杉が衝突したことによりアウトが取れなかった場面でイラついていた(122話)ため「短気」を付与してもよかったが、それだと打ち込まれた際に動揺状態にならなくなってしまうため採用を見送った。

 

■野手能力

打撃能力:須見工との練習試合で4打席連続三振を記録。さらに地方予選3回戦でもバットがボールに当たっている描写はないため打撃は苦手だと判断。

走塁能力:野球をはじめてすぐに変化球を身につけたり、サッカーで活躍したりしているところから、運動神経は悪くなさそうと判断。

守備能力:作中で特別うまい描写も下手な描写もない。

サブポジ:須見工との練習試合で6回から外野守備に就いているが守備機会はなかったため、サブポジの付与は見送った。

 

■その他

成長タイプ:割と飲み込みが速く何でも卒なくこなせるタイプだと思われるが、その分成長が頭打ちになるのが早そうなため「早熟」に設定。

パワター:再登場した時の目つきの悪い感じがうまく表現できた気がする。

余談:吉田が再登場した際に「あれ?2年の夏の大会が終わってから明青を去ったよね?高野連の規程で転校後1年間は大会に出場できないはずだから3年の夏の大会には出場できないんじゃないの?だからMAJORの吾郎君だって2年の夏前に海道から聖秀に転校したのでは?」と思ったのですが、親の都合での転校の場合はその規程の適用除外らしいので、父親の仕事の都合で転校した吉田が3年時の夏の大会に出場するのは可能みたいです。

 

以上『タッチ』に登場する吉田剛の再現でした。

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