前回のブログの続きです。
重慶市の大学城のバスターミナルからバスで1時間ちょっとかけて向かった、
同じく重慶市内にある「大足」という街。
ここにあるのは、「大足石刻」という世界遺産です。
大足には、40か所以上の石刻があり、全部で5万体以上の彫像があるそうです!
すごい!
私たちは日帰りで行ったので、北山石刻と宝頂山石刻へ行くことに。
両方とも、以前旦那ちゃんは行っているところです。
この2か所がメインなんだそうです。
比較的に大足の市内中心に近い、北山石刻へまず向かいました。
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北山石刻のチケット売り場で、
宝頂山石刻との共通券を購入しました。
受付のお姉さんが「宝頂山石刻は離れた場所にあって、車がないと行けないけど大丈夫??」
って確認してくれました。
まあ、車はないけれど、なんとかなると思うしかない。
とりあえず、共通券購入。
北山石刻は、小さい部屋が沢山並んでいる感じでした。
屋根もついているので、雨でも安心。
大分の臼杵石仏みたいな感じです。
世界遺産なのに、人も少ない・・・
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1つ1つの部屋の中は、本当に細かくて、
これが本当に岩から掘り出されたものなの!?と驚くほど。
基本、穴の中というか、洞窟の中のような場所なので、暗めです。
(この日は雨が降ったりやんだりだったので、特に;;)
多くの部屋は、中には入れず、外から中を覗く感じですが、
1部屋1部屋が全然違うので面白かったです。
行く前に見たサイトの情報だと、1部屋1部屋で、
彫った方が違うんだとか。
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こちらは、写真だとわかりにくいですが、
両サイドの壁にもびっしり小さい仏様が彫ってありました。
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この上の写真は「孔雀明王窟」と書かれていて、
1126年のものだそうです。
約900年も昔!!
今も、赤い色彩が残っていますが、きっと昔はもっと鮮やかな色だったのでしょう。
この部屋がカラフルだったかと思うと、
今以上にすごい世界とパワーを見るものに与えてくれただろうな~
ちなみに、孔雀明王は「Peacock King」と英訳されていて、
なんだか、言葉の響きが可愛くて、ツボってしまいました。
孔雀明王は、他の場所にも居て、「あ!またピーコックキング来た!」って思っちゃった。
石窟を見終わったところで、
これで北山は終わりかな?と思いきや、
「まだあっちにも見どころがあるよ」と旦那ちゃん。
あっちって・・・めっちゃ山ーー!
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旦那ちゃんが、「こっちの方がすごいよ」というので頑張りましたが、
運動不足の私の体に、湿度高く暑かったこの日はかなり大変で、
体力の消耗が激しくて、自分が思った以上に、体が動かなくてつらかったです。
ずーーっと上りの階段が続くのが大変でした。
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てっぺんについたら、蘇州の虎丘の塔の様な塔があり、
ひらけた場所にでました。
少し写真を撮ってから、「さあ降りようか」と言うあたりで、
突然の大粒の雨が降り始め、屋根のある場所を探して走って階段を降りると、
大きなパラソルを開いた売店がいくつか並んでいて、
お店の人が入れてくれました。
そこで前を見ると・・・
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先ほど見た塔の真下に、大きな仏像が2体。
旦那ちゃんがすごいよと言っていたのはコレでした。
こんな場所にこんなに大きな仏像があるとは思わず、ビックリ。
こちら側は、北山石刻の世界遺産ではないようでしたが、
だからなのか、先ほどの場所以上に人がいなくて、
そんな場所なのに・・・
しばらく雨宿りして、雨が弱まったタイミングで、出発。
下りは整備された階段になっていました。
さあ、お次は宝頂山石刻!!と思ったけれど・・・
そもそも観光客が少ないので、タクシーも居ない・・・
誰か乗ってきたタクシーを捕まえたい!と思っていたのですが、誰も来ない・・・
チケット売り場のお姉さんに車の確認をされたわけです。
前々来ないので、困った私たちは、
車を呼ぶアプリで車を読んでみることに。
(旦那ちゃんがやってくれました。)
初めて使いましたが、最初に値段が表示され、電子マネーで生産できるので、
値段交渉する必要もないし、小銭の心配をする必要もないので、楽!!
タクシーよりは少し高いかもしれませんが、とても便利でした。
宝頂山石刻のお話は、また次回。