夜の世界遺産、庭園見学。 | コイケの庭。~蘇州ときどき重慶~(2017年秋に本帰国)

コイケの庭。~蘇州ときどき重慶~(2017年秋に本帰国)

婚約していた旦那ちゃんの上海赴任により、
いきなり上海で新婚生活がはじまったコイケのブログです。
2016年7月より、上海から蘇州へ引っ越しました。
そして、旦那ちゃんの仕事の都合で、時々重慶に滞在しています。
2017年9月末に日本に本帰国しました。

前回のブログからの続きですが、

ゆっくりお茶をしていたら19時半を過ぎていたので、

網師園へ戻ります。

 

いよいよ、蘇州の世界遺産に登録されている庭園の1つ、

網師園の夜間オープンへ。

 

いただいたパンフレットによると、

この夜の催しは「網師園夜花園(The classical evening performance)」というようです。

中に入ってから知ったのですが、ガイドさんが付き、20人程度の団体ごとに見学します。

ちなみに、全て中国語なので、もちろんさっぱりわかりません☆笑

 

この赤い提灯をもったお姉さんにぞろぞろついていき、

各建物の中で行われる伝統演目を見学するという流れでした。

(中に入ってから知りました。笑)

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最初は、琵琶と笛と琴の演奏。

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始まる前に撮影。

つい、演目の奏者に目線がいってしまいますが・・・

世界遺産なので、その空間はとても趣がありました。

網師園は中国の国家AAAA級旅遊景点です。

(中国は観光地をランク付けしていて、AAAAAが最高。)

世界遺産なのに、AAAAAじゃないのね。

中国オリジナルランキング、何を基準にしているのだろう・・・

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やっぱり明かりが灯ると良いなぁと思った中国らしいの照明。

中国様式の建物でよく見る照明ですが、夜間にオープンしているところは少ないので、

明かりが灯っているところを見ることができるのは、珍しい気がしました。

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1つの演目ごとに別の建物に移動します。

こちらの建物、背景の木の彫刻がとても細かくて、すごかったです。

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「評弾」。

三味線?のような楽器と、琵琶による、弾き語りでした。

 

 

次は、琴と踊りです。

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琴は、日本の琴よりも短いものでした。

楽器は、日本と似ているなと思うものも多く、国の近さを感じますが、

爪が違ったり、似ていても、少し違うのが面白いなと思う所です。

 

中国古典演劇。

2人のお芝居です。

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「十五贯・访鼠测字」という演目だったようです。

左のおじ様の顔には白い鼠と思われる絵が描かれていて、

コミカルな感じの劇でした。

 

続いては、庭園での昆曲。

女性二人の演目。

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特徴的なメイクと、きらびやかな装飾品を写真に収めたかったのですが、

外だから、とにかく暗い!!

しかも動き回るので、ぶれるぶれる・・・

それがちょっと残念でした。

 

 

そして、最後のメイン?

一番開けた大きな池のある庭での昆曲。

こちらは男女2人での演目でした。

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ここの昆曲の方が、照明がはっきりと当たっていたので、

写真は撮りやすいかも。(あくまで先ほどの演目と比べた場合。)

こちらは役者の方が池の周りをぐるっと移動されるので、やっぱりブレますがw

 

最後は、古琴の演奏を鑑賞して終了。

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ガイドさん付きでぐるっと回って、1時間くらいはかかったかと思います。

解散後は、22時の閉園まで自由に見ることができます。

もう一度見たい演目があれば、戻れます。

私たちは、池の庭での昆曲を追加で2回位見ました。

(写真撮るためです。笑)

 

私たちが行ったのは5月末。

もう日中は暑い時期でしたが、

夜は涼しくて見やすく、

色々な伝統芸能を少しずつ、沢山、しかも一気に見ることができるので、

良い観光スポットだな~と思いました。

いまだと・・・夜でも暑いからどうでしょうね・・・でも昼間よりマシかなー

 

建物から漏れ出る明かりも素敵☆

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最後に料金の話。

こちらの網師園、昼間の開館と、この夜の開館では入場料が異なります。

4・5・7・8・9・10月は40元、それ以外の月は30元です。

でも、この夜間開演は、100元です。

入場前には、昼間の倍以上するのかー!高いなーと思いましたが・・・

終わってみれば、

色々なパフォーマンスを見ることができて、+60元(約1000円)。

1000円で、こんなに色々見られるなんて、お得だな~と思いました。

ちなみにこの夜間開園は、4/1~10/31までのようです。

 

そして、チケット購入にあたり、私たちが行ったのは19時半を過ぎていたのですが、

そのタイミングでは、チケット売り場はなぜかあいておらず・・・

(夕方18時過ぎに行った時ももちろん開いていませんでした)

「チケットはWechatで購入してー」と、バーコードの看板の隣で案内する方が説明していました。

ところが私、Wechatでの支払いは設定しておらず・・・

旦那ちゃんは使えるのですが、なぜか2枚は購入できなくて・・・

(1人1枚までしか購入できない設定になっているようでした)

仕方がないので、その場でWechatで支払いできるように銀行カードを登録し、

なんとか無事に買えました。

庭園の入り口では、携帯の購入画面を見せることで

紙のチケットと引き換えてもらえるようになっていました。

 

いつもこうなのか、私の時がたまたまだったのかは不明ですが・・・

Wechatからしかチケット購入できないとしたら、すごーく不便。

世界遺産なのに、外国人観光客を拒否しているかのようなシステム・・・

たまたまだったと思いたい・・・

ただWechatでの購入割引があり、2元くらい安くはなりましたけどね~