西安の観光名所と言えば、世界遺産の兵馬俑は、
中国に行ったことがない人でも、写真を見れば、
「あー!これね!」とわかるレベルだと思いますが、
他にも世界遺産があることをご存じですか??
・・・私は知りませんでした。
そんなわけで、兵馬俑に行った夜、
さて、明日はどうしよう??となって、旦那ちゃんと色々調べると・・・
西安は兵馬俑以外にも世界遺産があるじゃないですかー!
と、言うわけで、まずは世界遺産に行ってきました。
それが「大慈恩寺」です。
規模が大きい!!
ここはまだ、チケット売り場の外、というか、敷地のなかでもなさそう。
ここから、噴水があったりして、公園のような雰囲気の所を、
ずっと歩きます。(意外と遠い・・・)
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まさかのトイレのご案内に日本語表記がありました。
地面に書かれていました。
親切~
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わりときれいで、しかも沢山トイレがありました!
(あくまでも、中国トイレに見慣れてきてしまっている私の感想です。)
世界遺産は、このお寺全部ではなく・・・
このお寺にある「大雁塔」です。
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この「大雁塔」が、世界遺産「シルクロード : 長安-天山回廊の交易路網」の
構成資産の1つとして、登録されています。
この大雁塔は、玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典などを
保存するために建立したとされる塔で、
玄奘三蔵は、その設計にも関わったと言われているそうです。
建立時は5階建てだったそうですが、今は7階建てになっています。
下からみても大迫力☆
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小さくてわかりにくいかもしれませんが、
屋根の端についている鐘が、風でガランゴロンと鳴るのが、
とても良い音でした。
この塔は、登ることができます!
ちなみにこのお寺、お寺に入るのに入場料50元(約800円)かかるのですが、
塔に登るには、塔の下にあるチケット売り場で更に30元(約500円)支払いが必要です。
せっかくだし!世界遺産だし!ということで、私たちも登ってみました。
中は、らせん状に階段が続いていて、1階ごとに四方にある窓を覗くことができます。
下の方の階には、中央に展示物があったりもしました。
上に進むにつれ、階段の幅は狭まり、すれ違いが難しくなっていきます。
お年寄りの方や、乳幼児を抱いている方は、かなり大変そうでした。
でも、登り切った最上階からは、西安の街を一望できます。
周りに高い建物がないので、遠くまで見渡せます。
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空はもやっていますが、良い眺めでした。
帰りの階段は、急なので、ちょっと怖い感じでした。
このお寺の境内に、書を集めた建物があり、
その中に、いくつか日本から寄贈された書が展示されていました。
その中の一つがこれ。
玄奘三蔵ゆかりの寺だからか、内容は、西遊記。
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そして、なぜか平家物語。
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何はともあれ、日本人の書いたものにこんなところで出会えるとは
思ってもみなかったので、なんだか嬉しかったです。
境内はとても広く、いくつかの建物がぽつぽつと配置されていて、
前日のモスクとは全然異なり、こちらは信仰の場というより、
ほんと観光地な感じでした。
一面が蔦で覆われた建物。
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中国のお寺は、赤くて太い蝋燭のところが多いイメージでしたが、
こちらはハスのガラスの入れ物に入った可愛い蝋燭でした。
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ベトナムで行った仏教寺院が、こんな蝋燭だったような・・・
懐かしいなぁ。
西安の世界遺産は、実はまだあって、
次に行ったのも、なんと世界遺産です!
西安すごい街だなぁ。つづく。