西安の世界遺産は兵馬俑だけではなかったー。 | コイケの庭。~蘇州ときどき重慶~(2017年秋に本帰国)

コイケの庭。~蘇州ときどき重慶~(2017年秋に本帰国)

婚約していた旦那ちゃんの上海赴任により、
いきなり上海で新婚生活がはじまったコイケのブログです。
2016年7月より、上海から蘇州へ引っ越しました。
そして、旦那ちゃんの仕事の都合で、時々重慶に滞在しています。
2017年9月末に日本に本帰国しました。

西安の観光名所と言えば、世界遺産の兵馬俑は、

中国に行ったことがない人でも、写真を見れば、

「あー!これね!」とわかるレベルだと思いますが、

他にも世界遺産があることをご存じですか??

・・・私は知りませんでした。

 

そんなわけで、兵馬俑に行った夜、

さて、明日はどうしよう??となって、旦那ちゃんと色々調べると・・・

西安は兵馬俑以外にも世界遺産があるじゃないですかー!

と、言うわけで、まずは世界遺産に行ってきました。

 

それが「大慈恩寺」です。

 

規模が大きい!!

ここはまだ、チケット売り場の外、というか、敷地のなかでもなさそう。

ここから、噴水があったりして、公園のような雰囲気の所を、

ずっと歩きます。(意外と遠い・・・)

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まさかのトイレのご案内に日本語表記がありました。

地面に書かれていました。

親切~

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わりときれいで、しかも沢山トイレがありました!

(あくまでも、中国トイレに見慣れてきてしまっている私の感想です。)

 

世界遺産は、このお寺全部ではなく・・・

このお寺にある「大雁塔」です。

 

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この「大雁塔」が、世界遺産「シルクロード : 長安-天山回廊の交易路網」の

構成資産の1つとして、登録されています。

この大雁塔は、玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典などを

保存するために建立したとされる塔で、

玄奘三蔵は、その設計にも関わったと言われているそうです。

 

建立時は5階建てだったそうですが、今は7階建てになっています。

 

下からみても大迫力☆

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小さくてわかりにくいかもしれませんが、

屋根の端についている鐘が、風でガランゴロンと鳴るのが、

とても良い音でした。

 

この塔は、登ることができます!

ちなみにこのお寺、お寺に入るのに入場料50元(約800円)かかるのですが、

塔に登るには、塔の下にあるチケット売り場で更に30元(約500円)支払いが必要です。

 

せっかくだし!世界遺産だし!ということで、私たちも登ってみました。

 

中は、らせん状に階段が続いていて、1階ごとに四方にある窓を覗くことができます。

下の方の階には、中央に展示物があったりもしました。

上に進むにつれ、階段の幅は狭まり、すれ違いが難しくなっていきます。

 

お年寄りの方や、乳幼児を抱いている方は、かなり大変そうでした。

 

でも、登り切った最上階からは、西安の街を一望できます。

周りに高い建物がないので、遠くまで見渡せます。

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空はもやっていますが、良い眺めでした。

帰りの階段は、急なので、ちょっと怖い感じでした。

 

このお寺の境内に、書を集めた建物があり、

その中に、いくつか日本から寄贈された書が展示されていました。

 

その中の一つがこれ。

玄奘三蔵ゆかりの寺だからか、内容は、西遊記。

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そして、なぜか平家物語。

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何はともあれ、日本人の書いたものにこんなところで出会えるとは

思ってもみなかったので、なんだか嬉しかったです。

 

境内はとても広く、いくつかの建物がぽつぽつと配置されていて、

前日のモスクとは全然異なり、こちらは信仰の場というより、

ほんと観光地な感じでした。

 

一面が蔦で覆われた建物。

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中国のお寺は、赤くて太い蝋燭のところが多いイメージでしたが、

こちらはハスのガラスの入れ物に入った可愛い蝋燭でした。

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ベトナムで行った仏教寺院が、こんな蝋燭だったような・・・

懐かしいなぁ。

 

西安の世界遺産は、実はまだあって、

次に行ったのも、なんと世界遺産です!

西安すごい街だなぁ。つづく。