回民街はイスラム街です。
それを最も感じたのが、「清真大寺」でした。
回民街のメインストリートからは少し外れて、
薄暗い小さなお土産屋さんが続くわき道を少し進むと、
ぽつんと入口があります。
兵馬俑に行った日、西安の中心部に帰ってくると、
もう雨はやんでいたので、
鐘楼と鼓楼を見た後は、回民街をふらふら歩いていました。
旦那ちゃんと、なんとなく面白そうな方へ適当に進んでいて、
たまたまたどり着いた「清真大寺」そこは、イスラム寺院(モスク)でした。
チケット売り場にも、アラビア文字が書かれていて、
この看板に「グレートモスク」と書かれていたので、モスクであることに気が付きました。
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なんで文字を見るまでモスクだとわからなかったかというと、
中国語が「清真大寺」で、「寺」と書かれていたので、
仏教寺院かと思っていたことと、
私はモスクといえば、ドーム型というか、玉ねぎ型の特徴的な建築が思い浮かぶのですが、
こちらのモスクは完全に中国様式のモスクなので、ぱっと見の建物は、
仏教寺院とさほど変わらなく見えたのです。
モスク、しかも中国でモスクに入れる機会は少なそうだと思い、
旦那ちゃんと入ってみることにしました。
(そういえば、私、モスクに入ったの初めて!)
入場料は25元(約400円)。
兵馬俑(150元)に比べると、良心的すぎるお値段に感じます。
仏教寺院と違うことは、敷地に入るとすぐに感じます。
こちらが敷地内の地図です。
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地図を見てわかる通り、とても細長い境内です。
地図の中の境内の右上の赤い点が入口で、地図の左に進んでいきます。
一番奥に、礼拝が行われるであろう、一番大きな建物がありました。
敷地に入って、奥に進んでいくと、すぐに感じる違和感、
それは、一番奥の建物に向かって、左右シンメトリーに配置されていることにありました。
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奥に行くまで、いくつもの門をくぐるのですが、
そこまでが、一直線。
これは、メッカの方角へ向いているそうです。
門の片側は、中国語。
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反対側にはアラビア文字だったり。
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建物は中国様式なのに、
よく見ると、イスラムの文化が混ざっていて、
不思議な空間でした。
境内はとても静かで、人も少なく、神聖な雰囲気がありました。
この門の中心の屋根の下は、こんな素敵な彫刻が施されていました。
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中国っぽいけれど、仏教寺院にはないであろうデザインです。
かかっていた提灯も、枠は中国でよく見る中国様式のものなのに、
文字はアラビア語で、面白いです。
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ここ、ほんと良くて、写真多いので、つづく。
そんなところばっかり。笑