12/2に中国でも公開された「君の名は。」。
友達が見に行ったって~と旦那ちゃんに話すと、
旦那ちゃんも「見たいなー」と言っていました。
でも、旦那ちゃんの数日だった蘇州滞在中、
一緒に出かけたのは病院とパン屋さんとお寿司屋さんくらい・・・
見れなかったなーと思っていたら・・・
重慶で、まだやっているではないですか!!
大学城のシージエをフラフラしていたら、
「君の名は。」の看板発見!!
旦那ちゃんに報告すると、既に知っていて、
そうそう行こうと思ってたんだよねと。
で、週末一緒に行ってきました。
新海誠さんの作品を見るのは、大学の授業で「ほしのこえ」を観て以来。
「ほしのこえ」は、新海誠さん初の劇場公開作品であり、
新海誠さんが、ほぼ一人で作り上げた作品ということで、
当時、かなり話題になったと、教授(漫画文化論)が話していました。
なんと、オリジナル版では、新海誠さん自ら主人公の声優までやっているので驚きです。
で、「ほしのこえ」はといいますと、私、絵が好きではなかったんですよね。
それ以降、新海誠さんの作品は観ていません。
でも、「君の名は」は、キャラクターデザインは、別の人なので、
キレイな絵になっていて、とても見やすかったです。
ちなみに「ほしのこえ」は、佐原ミズさんによって漫画化もされていて、
絵がとてもキレイな漫画版が、私はとても好きでした。
ストーリーは、すごく良いんですよーー!!
と、まあ、オタクな話なりましたが、
そんな感じで、10年以上前に作品を観たことのあった新海誠さん、
今更、すごく話題になっている「君の名は。」はどうなっているのか、
観てきました。
映画を観たのは、大学城、シージエ内にある、この映画館。
↓↓↓
チケットは、旦那ちゃんが中国のアプリ「大众点评」で予約してくれました。
大众点评で調べたら、大学城だけで3カ所も映画館があって、ビックリ。
映画館を選択して、観たい映画を選択し、観る日にちを選ぶと、
時間と値段の一覧が出てきて、そこから予約できます。
席の指定も携帯からできます。
すごい!簡単!日本にもこんなシステムあったら便利なのに~
ちなみに、1人35元のところ、大众点评の割引で、1人は30元でした。
元値の35元でも、560円くらい。安い!!
もっと日本の映画やって欲しいな~
携帯で決算すると、バーコード(QRコード?)が表示されるので、
それを、劇場の機会にかざすと、チケットが発行されます。
この機械。
↓↓↓
前に「ビリギャル」見に行った時は、
予約番号入力だったので、必ずしもQRコードというわけではなさそうです。
観た感想。
観てない方のネタバレになりそうなことは言いたくないので、
ぼんやりとした感想になりますが、
すごく良かったです。
そして私は号泣でした。笑
観る前に観ていたネットニュースで、
「今までの新海誠さんの要素を全て詰め込み、
大衆向けにした作品」と評されているのを観たのですが、
まさにその通り。
私が観たことのある過去の新海誠さん作品は、
「ほしのこえ」だけですが、
「ほしのこえ」要素だけでも満載でした。
携帯電話・宇宙・離ればなれの二人という共通点の多さ。
そしてこれ、最大の共通点だと思うのですが、
男の子はいたって普通の子で、
女の子が、特殊な事情を抱えた子であること。
これは、監督が男の人だからだろうなと思うところなんですが。
「ほしのこえ」では、女の子が国連宇宙軍の調査隊という役柄で、
ロボットみたいな乗り物も出てきて、SFちっくで男性向け要素が多かったのに対し、
「君の名は。」は、SFは陰を潜め、ファンタジーではありつつも、
大衆向けな雰囲気だなと思いました。
日本の伝統的な要素を盛り込んであり、
対海外受けもばっちり。
日本人から観ても、素敵な日本の風景だと思いました。
これは、聖地巡礼が話題になるわけです。
こんな風景あるなら観たいと、私も思いました。
ただ、この映画を観た中国人の友達が、
「あの映画はお酒のCMみたいじゃない??」
と、言っていたんですよね。
これを聞いたとき、私はまだ映画を観ていなかったので、
なんのことやらという感じだったのですが・・・
観た後に考えると、え??と思います。
中国語字幕の説明が良くなかったのかな・・・
うーん文化の違いなのか。
前に中国人の友達と「ビリギャル」観たときも、感じたんですよね。
あ、理解してもらえてないかもっていう感じ・・・
字幕のせいなのか、文化の差なのか・・・
ビリギャルの時のブログ→★
ぐだぐだ書きましたが、とても良い映画でした。
観れてよかったです。
映画ネタを書いたので、ついでに、
最近、重慶に来るときに観た中国映画がとても気になってので、
メモしておきたいと思います。
最近、重慶には無錫から東方航空で来ています。
一人一人の席に画面はありませんが、所々にモニターがあり、
そこで映画が放映されています。
音声はなく、字幕だけなので、
席が遠いと、映像を見ていることしか出来ないのですが・・・
映像を見ているだけでも、結構面白いことがわかったので、
最近は気にして観たりしていました。
で、最近観たのが「火鍋英雄」と「谁的青春不迷茫(邦題:イエスタデイ・ワンス・モア)」。
どちらも今年の4月公開された、わりと新しい映画みたいです。
「火鍋英雄」
字幕がほぼ読み取れない距離で観たので、
映像を見ているだけだったのですが、
映像が格好良く、美しくて、ちゃんと観たいなと思いました。
喧嘩シーンも多く、ハラハラする展開で、バイオレンスな雰囲気もありましたが、
それでも引きつけられる映像美でした。
で、これ、重慶舞台なんです。
なので、重慶行く便で重慶舞台の映画を放映するなんて、粋だな~と思いました。
ま、私が舞台が重慶ってことに気がついたのは、最後の最後の方に、
重慶の橋が写ったからだったんですけどね~
「谁的青春不迷茫(邦題:イエスタデイ・ワンス・モア)」
これは、運良く画面が近い席だったので、
だいたいの字幕が見れました。
もちろん中国語字幕ですが、漢字なので、雰囲気は読み取れます。
これが中国らしい青春ストーリーで、切なくて、爽やかで、
女の子は可愛いし、男の子は格好いいし、きゅんきゅんでした。笑
青春が輝きすぎていて、まぶしいほど・・・!!
でもこの映画、なんと、途中で重慶に到着。
最後が見れませんでした。気になりますーーー!!
中国映画って、あまり見たことがなかったのですが、
私が見た2作は、どちらも映像がとても美しくて、
そこにとても引きつけられました。
私の中国語能力はダメダメですが、そんな私でも引きつけられる映画でした。
日本では、映画祭で公開されたようですが・・・
その感じだと、DVD化しないだろうな・・・
日本語字幕で見たいよーー;