震旦博物館。 | コイケの庭。~蘇州ときどき重慶~(2017年秋に本帰国)

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婚約していた旦那ちゃんの上海赴任により、
いきなり上海で新婚生活がはじまったコイケのブログです。
2016年7月より、上海から蘇州へ引っ越しました。
そして、旦那ちゃんの仕事の都合で、時々重慶に滞在しています。
2017年9月末に日本に本帰国しました。

ずーーーっと気になっていた震旦博物館に、

5月に旦那ちゃんと行ってきました。

5月末頃から、上海は雨が多くて・・・

この日も雨でした;

最近、あんまり雨降らなくなったけど、

6月末くらいまでは、少なくともまだ雨多いんだろうなぁ・・・


さて、この震旦博物館は、私が好きな建築家、

安藤忠雄さんの建築です!


外灘からも目立つ、この「震旦」と赤字で書かれた、

金色の建物、私、これが震旦博物館だと思っていました。

↓↓↓




ずっと、安藤忠雄っぽくないなーって思ってたんだけど・・・

やっぱり違いました;

博物館は、この繋がっている左側の建物でした。

納得!

↓↓↓




昔見た「情熱大陸」で、安藤忠雄さんが、リノベーションは、

基本的には引き受けないけど、熱意に負けて・・・

みたいな話をされていたような気がするのですが、

それは、こういうことだったんですね。

既存の建物(隣の建物と、博物館の下の黄色い部分)の上に博物館を建てたから。


エントランス部分は、情熱大陸で、

水を流したかったとおっしゃっていた気がします。

確かに、ここ、水だったら、カッコいいだろうな~

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多分、ココは、安藤忠雄さんの設計ではなさそう、と思われる階段から下。

チケット売り場やショップは、この階段を降りた階にあります。

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チケット売り場のところに、日本語のパンフレットがありました!

チケットは60元です。


月曜日休館。

開館時間 10:00~17:00

※金曜日は21:00まで


展示室は、安藤忠雄建築を楽しめます。

すごくカッコ良かったです!!

これは、階段。


↓↓↓




フロアの移動は、階段でした。

エレベーターもあったみたいですが、

一番上のフロアから降りる時に気が付きました。

わかりにくい気がします。


最初のフロアは、人や建物等の形をした焼物。

その後、玉(翡翠等の石)の美術品、

青花磁器、仏像の展示となっていました。


中国の古い技術を見ることができる、

すごい展示でした。

すごく細かい細工だったり、模様だったり、

面白い作陶方法だったり、

技術や種類についても、説明されています。

(もちろん日本語はないですが、

 図や映像もあるので、なんとなくわかります。)


見終わって、旦那ちゃんと、

なんで、こんなにすごい技術と、

オリジナリティある模様の文化があったのに、

今は、こんなにマネっこ文化になっちゃったんだろうね、

って話をしました。


私は、服でも、柄物が好きなのですが、

この中国オリジナルの模様は、すごく面白かったです。

とにかく細かい!!

玉の展示は、本当に細かくて、どうやってこうなるの??

って感じでした。


最上階6階には、外灘を見渡せる窓がありました。

隣の黄金のビルも見えます。

↓↓↓



安藤忠雄建築は、やっぱり素敵でした。

上海に、他にもいくつか安藤忠雄建築あるのですが、

いずれも、少し外れにあり、行きにくいんですよね。

ただ・・・!

蘇州にも、安藤忠雄建築があるみたいなので、

そちらも気になってます。



最後に、一番下のフロアのミュージアムショップに行きましたが、

オシャレなものが沢山売ってました~

でも、展示品に関連するものは少なくて・・・

私、美術館とか博物館で、気に入った作品のポストカード買うの好きなんですが、

そういうのはなかったです。

クリアファイルはあったかな。

旦那ちゃんは、このお店で、10万円位する龍の置き物が、

すごい気に入ってしまったらしくて・・・

欲しいなー欲しいなーと、今でも言ってます。

・・・どこまで本気なんだろう・・・

10万円・・・高い・・・高すぎるよー



そういえば、この博物館でも、

この間ブログに書いた、ジャコメッティ展でも、

お客さんは、みんなスマホでパシャパシャ写真を撮っていました。

中国の博物館、美術館って、写真OKなの??

カメラで撮影している人はいなくて、

みんなスマホだったのですが・・・スマホはOKなのか・・・?

警備員さんもいますし、ばっちり見ていますが、何も言いません。

ちなみに、展示室の映像が流れていた台に手を置いてる人は、

注意されていたので、

警備員さんが、何も注意しない人、というわけではなさそうでした。

確かに、日本でも、美大の展示とかでは写真フリーだけど、

そういう感覚なのかな・・・?