2020年 5月 立夏 | 北海道での自然と共にある暮らし

北海道での自然と共にある暮らし

自然の中で暮らすことに憧れてきたわたしが夢を実現して見えてきたもの。
自然と共にあることで生まれる豊さ、自然界との交流、恩恵を感じながらの暮らしを日々の雑感を交えながら紹介していきます。

こどもの日
3:30に目覚める。
もう、明るくなり始めている。
夏至まで1ヶ月半。

春のはじめ頃は明るくなっても体が眠たがってなかなか起きれなかった。
この頃は頭がぼーっとしていても、体が動いてくれる💛

朝一番にかばんの取っ手を直す。
20歳の頃に買った年季物。買った当初はうす茶色だった。
昨年、持ち手を新しい皮で作り、今日は、持ち手をかばん本体にとめている細い皮を新しくした。

次は別の建物に移動して洗濯。
薪ストーブの灰液と炊飯鍋を洗った液や麺のゆで汁などを発酵させた液を使っての洗濯。暮らしも中で出てきたものを使っての、すがすがしく気持ちのいい大好きな時間。

洗濯機を回している間に、伸びてきたヨモギを採りに。
今日、採った分は、毎年正月明け恒例の餅つきのよもぎ餅用に湯がいて干して乾燥させる。

風がほどよく吹いて、干し日和💗

終わって7時過ぎ。
干しかごに入れたヨモギと終わった洗濯物をもって家へ戻る。

家の横の白樺も芽吹いた🌿

庭でよく伸びたあさつきが目に入る。
洗っておいて、あとで小口切りにして、干すことに。
夏、冷麦などの薬味に…

ストーブをつけ、お湯を沸かし、炊いてあったご飯や昨日作ったパンを大きい鍋で温める。
冬はわたしたちを温め、毎日のご飯作りにも欠かせない薪ストーブ。少しづつ使う焚き付けのススキと木の枝を集めるのは、薪作りと同じくらい大事な仕事。
最近は娘が木の枝を短く折ってくれるようになったので、助かっている。
昨日焼いたパンと玄米。
パンは5日に1回くらいのペースで焼いて、周りの欲しい人にも自分の材料代とガス代もまかなえる程度の値段で分けている。

娘とご飯を食べてひと休憩。
5年生になった娘はシュタイナー教育でいわれている黄金期。
確かに 、しっかりとして心も安定してして、いっしょにいて心地いい。
緊急事態宣言で自宅学習が続いているけれど、娘が安定している時期だからなのか、我が家は穏やかな日々が送れている。

ご飯を食べて一呼吸おいたら、娘がまだゆっくりごはんを食べている横で、先ほど採って洗っておいといたあさつきを小口切りに。
これも話しながらのいい時間。
切ったあさつきは外の半日陰で風に当てて乾燥させる。

夜の強い冷え込みもなくなり、暖かくなってきた。
戻りながらも季節は移っていく。今日から春だ    とか、夏の入口だ  とか季節の境目を感じる日があって、3日くらい前の朝にその境目を感じた。

こごみや根曲がり竹の竹の子も出てきたそうだし、忙しくなるなあ…( ◜ᴗ◝)و




冬も葉を落とさずにいた柏の木が、若葉が出てきたのを待って昨年の葉を落とした。