小学校の時、理科でつるは森林の周りを覆って、森林を守っていると習った。森の散歩道でも、道ができたことでぽっかり空いた空間を覆うように木に絡みついているつるがよく見られる。
木に依存して覆い、枯らしてしまうこともあるつる。
一見、邪魔者にしか見えないようでも、森全体から見ると大切な存在にもなっているらしい。
それをふまえた上で、道にはみ出て支障のある部分を除くことに。

木の強風で折れて垂れ下がって道にはみ出てしまった太い枝をチェーンソーで、その枝に絡みついているつるをノコギリと鎌で取り除く。

取り除いているつるを見ていると、切れてしまった籠の持ち手が思い浮かぶ。
つるっとしっかりしていてきれいなつる。
家に持って帰って利用させてもらうことに。

2時間ほどかかって籠の持ち手に。
竹のひごで作られたかご。つるの先に切れ目を入れて籠をはさみ、麻糸でくくり(縫い)つけたので時間がかかってしまった(汗)

こちらは自作のつるで作ったかご。持って帰ってきたつるを差し込んで持ち手にしたので、30分ほどで終了。
つる、ありがとう。
つる植物の役割についての参考文献:
http://www.manabi.pref.gunma.jp/sizen/gunma3/105.html