亀岡市です。

赤松の治療をしてきました。

枝の多くが枯れてしまい。残った緑の葉っぱも鮮やかさがありません。

原因はいろいろとあると思いますが、主なものは除草剤です。

最近では、除草剤が簡単に手に入り、また購入時に十分な説明も受けられないことが多いです。除草剤は草を枯らすもの。まさか、大きな植木に効いてしまうとは思わない人が多いようです。仕方ないのも分かるような気がします。

でも、除草剤は植木に効きます。松は特に効いてしまう様です。他の植木は何とか生き残っても松だけ枯れてしまったという例を多く見てきました。

 

今回は、この松の樹勢回復です。

菌根菌という松にとって最高の愛棒を接種する「菌根菌の接種」をします。

松の周りを根を痛めずに掘っていきます。

ちょっと根っこを見てみましょう。

このように根っこの先が枯れています。

植物は、ヒゲのような細い根っこの先から水を吸いますが、このように根っこの先が枯れていくと水が吸えません。松の調子が悪くなるのが分かります。

根を剪定するなど整理して、菌根菌の接種をしておきました。

春の芽吹きを待ちます。